2007年03月29日

「イッツ・オンリー・トーク」絲山秋子

デビュー作で文學界新人賞受賞。
『やわらかい生活』という名前に変えて映画化もされる。
やわらかい生活 オフィシャルサイト
はじめて絲山さんの本を読みました。

主人公の優子は、元新聞記者で躁鬱病で、今は絵を描き、貯金で生活している。
優子は独特な感性の持ち主だが、他の登場人物も負けていない。
同級生の区会議員、ヤクザ、いとこ、痴漢、バッハ。
みんなどこか一般ずれしている不思議な人たち。

誰とでもセックスしてしまう主人公で、そんな描写もあるのだけれど、なんだか淡々と会話が進み官能的な雰囲気はほとんど感じられませんでした。
変わった人たちばかり出てくるので共感とか同感とかほとんど無いのに、そこらへんに転がっている日常のような身近な出来事に思えてくるのが不思議です。
表題作のほかに「第七障害」も収録されています。
こちらの方が健全で読みやすく感じますが、インパクトはやっぱり表題作かな。

イッツ・オンリー・トーク
イッツ・オンリー・トーク
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 410
  • 発売日: 2006/05
  • 売上ランキング: 24095
  • おすすめ度 4.5

★7/10


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posted by このみ。 at 01:35 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit

2007年03月26日

近況報告?

ちょっとサボっちゃいました。
別に何処かへ行ってたとか、寝込んでたとかではありません。
少しバタバタしていました。

何故か副業の話が出てきています。
ありがたい事に本業も仕事が減っているわけではなく、むしろ増えていて、いつどうやって(仕事を)サボろうか…じゃなかった、どうやって効率良くしようか考えているところに、この話。

全く畑違いの話なので、イチから知ろうとしている段階です。
そんなに身体がきつい訳ではないけれど、素人頭でぐちゃぐちゃと考えているので、物凄く疲れます。
ここ2週間で4キロ太ってしまいました。
痩せやすいとされる春だってのに。
薄着になる季節だってのに。
どうしてくれるよ、この食欲。このお肉。

と、ブログ更新をサボった言い訳を。
本はぼちぼち読んでいるので、感想を書くのが溜まっています。
忘れないうちにメモくらいしなくちゃな。

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2007年03月25日

「みどりの月」角田光代

表題作「みどりの月」と「かかとのしたの空」を収録。
両方とも似た様な作品で、一瞬続いているのかと思ってしまいました。

「南」は恋人の「キタザワ」と同棲することになるが、キタザワの家には既に同居人がいて「マリコ」と「サトシ」のカップルが住んでいた。
ありえないと思ってしまう設定がそこには隠されているのだけれど、ネタバレになってしまうか。

「かかとのしたの空」は「私」と「キヨハル」と「女」が出てくる。
既に旅に出ているところから始まり、計画の無い旅を続けている私とキヨハルに女がくっついてくる。
初めは気にしないようにしていても、だんだん鬱陶しくなり撒こうとするが、撒けない。

日常から逃げたいと思うのは、普通誰だって思うことはあると思う。
だけれども、そこで本当に逃げてしまって良いのだろうか。
登場人物の考え方に、あまり共感できなかったのもあり、どうしてそういう方向へ話が進むのかもイマイチ理解できなかった。
後味もスッキリしない…。しゅん。

みどりの月
みどりの月
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2003/05
  • 売上ランキング: 236234
  • おすすめ度 3.5

★5/10
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2007年03月20日

「パイロットフィッシュ」大崎善生

吉川英治文学新人賞受賞。

冒頭部分で私の心は一気に盛り上がってしまいました。
人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない。

昔の恋人から19年ぶりに電話がかかってくる。
アダルト雑誌の編集者をしている山崎は、かつての恋人である由希子からの電話を受ける。
バーのマスター渡辺、編集長の沢井、同僚の五十嵐、風俗嬢の可奈。
記憶の湖の底から浮かび上がる、過去の記憶。

どんな人とでも一度出会った人や出来事があるからこそ、今の自分があるんだ。
記憶は奥底にしまわれているけれど、いつでもあるものなんだ。
「あの時にこうだったから」「あの時あの人に出会ってなければ」「あんな事を言ってしまった」そんなことは今更どうしようもないことだけれども、過ぎてしまった今でも考えてしまうことは私も良くあります。
どんなに嬉しいことでも悲しいことでも、それを受け止め、受け入れ、全部含めて今の自分があるんだと。
とてもせつない話でした。
犬の描写がとても可愛らしいのが、読んでいて救われます。
村上春樹の描写に良く似ているとの評判が多いけれど、特に意識はしませんでした。
でもこんなにすんなり私の中に入ってきたのは、その影響もあるのかな。

パイロットフィッシュ
パイロットフィッシュ
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2004/03/25
  • 売上ランキング: 106979
  • おすすめ度 4.0

★9/10
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2007年03月19日

マスク。

花粉症でマスクとティッシュが必需品です。
色んなマスクを試していますが、最近多く見かけるジャバラ型と3D型。
私はジャバラ型をかけると、目のほうへズルズルずり上がってしまい、イマイチです。
なので、3D型がお気に入り。

それと気になるのが、パッケージに書いてある「捕集率」や「通過率」の数字。
99.98%とか凄いと思うけれど、花粉って何粒体内に入ったら反応(くしゃみ・鼻水等の発症)するのかしら。
あの小さな花粉の一粒でも反応するのなら、この凄い数字も100%であって欲しいかも。

そんな色々が詳しく載っているサイト。

花粉症の方は必見。色んな情報満載です。
あつまれ!花粉症の仲間たち

マスク以外のことも色々。マスクコーナーにはガスマスクなんかも(笑)
あつまれ!花粉症の仲間たち*別館

色んなマスクの画像が見られます。
マスク.com

本気でマスクを調べたいなら
マスク専門ホームページ
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2007年03月18日

「噂」荻原浩

「噂」はあなどれない。
実際の話、「恋が成就する」と評判の香水が数年前に流行ったのを思い出しました。
女性ファッション雑誌やワイドショーで取り上げられ、私も欲しいと思ったくらいでした(笑)
この香水が噂されるよりも数年前に、この本は書かれています。

「レインマンに襲われて、女の子の足首を切っちゃうんだって。でもミリエルをつけていれば狙われないんだって」。
新発売の香水を流行らせる為に流した「噂」が都市伝説化し、香水は大流行するが、事件が現実に起こってしまう。

読みやすくてスラスラと読めました。
主人公の小暮と、名島のコンビがなかなか良いです。
「衝撃のラスト一行に瞠目!」とありますが、たしかに。
レインマンは誰か、という本題からずれたところに驚きがありました。
…でも意味を考えると、ちょっとイヤな一行だったかな。
どうやら色んな場所に沢山の伏線がはってあったのですが、気が付きませんでした。

噂
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 660
  • 発売日: 2006/02
  • 売上ランキング: 22556
  • おすすめ度 4.0

★8/10
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2007年03月17日

春のせい。

全部「春」のせいにしてしまおうと思います。
春は命が芽吹き、身体も起き出す季節のはずだけど、なぜか憂鬱でもあります。

なんだか気分が優れないのも、
花粉症が絶好調で、体中の水分が全部鼻から出てしまいそうなのも、
一日の中で別の二つの仕事があって「はしご」をしなくちゃいけない日が沢山あるのも、
忙しいわりにお財布の中身が寂しいのも、
ブログ更新が遅めになってしまっているのも。

「ニッパチ」と呼ばれるうちの2月は、仕事が比較的暇なはずなのに、全然そうではなくあっという間に過ぎてしまったのなんて、絶対に温暖化で早く春が来たせいだっ!(ノ_・。)
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2007年03月15日

「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」江國香織

「恋愛運動小説」なんだそうです。
9人の女性の恋。

女性が9人ということは、男性もそれに近い人数がいるわけで、登場人物が大勢います。
しかも、徐々に増えていくのではなく、ほとんどは序盤から登場します。
シーンの移り方があっという間で、気がついたら違う人の話になっていたりと混乱し、読み進めていくうちに誰が誰だか頭の中で整理が出来なくなり、登場人物をメモしながら読みました。
しかも、苗字と名前が別々で出たりもするから、メモをとって大正解。
最終的に私のメモは17人になっていました。
色んな女性が出てくるとともに、色んな恋愛が出てきます。
読む人の性格などから、登場人物の中の誰かを知らず知らずと応援していることでしょう。

結婚はゴールではないし、幸せの中にも孤独はある。
それでも前を見て歩くしかないんだ。

私はモデルの衿と土屋の恋と、陶子と慎一の恋が気になりました。
(両方とも不倫でしたが 汗)
この本の評価は二手に分かれているみたいですね。
凄く良いという人と、全然ダメという人と。
私はそれにも当てはまらない真ん中くらいかな。
登場人物の人間関係を整理するのに手間取ったのが評価に関係するかも。
みんな、いちばん愛したひととは違う相手と一緒にいるみたい

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2000/04
  • 売上ランキング: 336168
  • おすすめ度 4.0

★7/10
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2007年03月14日

確定申告

期限ギリギリで提出してきました。
もっと早くやっておけばよかったのに、ついつい遅くなっちゃいました。
去年、やっとこさなんとなく書き方が分かったと思っていたのですが、そうでも無かったです(笑)
毎年「給与」やら「報酬」やら貰う場所がバラバラだし、「給与」が在る場合と無い場合で書き込む場所が変わってくるのが理解できていません。
でもやっと終わって一安心。
税務署から「こんな経費は認められーん!」と言われなければ、あと一年間はこの作業を忘れていられます。
あ!これで毎年忘れるから、いつまで経っても自分ひとりで書き終わらないのかしら?
んま、いっか(´。`;;)
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2007年03月12日

「チーム・バチスタの栄光」海堂尊

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞。
さすが「このミス」受賞だけあって面白かったです。

チーム・バチスタとは拡張型心筋症に対する手術で、40%の成功率と言われる難易度の高い手術を100%でこなしていた大学病院での手術チーム。
ところが3例続けて術中死が発生し、内部調査をすることになる。
神経内科の講師で不定愁訴外来の田口と、厚生労働省の変人役人の白鳥が、その役目になる。
医療過誤か、殺人か。

手術を行う桐生、病院長の高階、その他登場人物も個性的。
人数も多いけれど、キャラクターが確立しているし、上手く分かれていて全然混乱しませんでした。
特に白鳥が登場してからは、主人公の田口も負けそうなくらい圧倒的な存在感。
話の進め方も、文章も、凄く読みやすい。
かなりハイスピードで読み進めてしまいました。
続編が気になります。あぁ読みたい。

チーム・バチスタの栄光 OFFICIAL WEB SITE

チーム・バチスタの栄光
チーム・バチスタの栄光
  • 発売元: 宝島社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/01
  • 売上ランキング: 2711
  • おすすめ度 4.0

★9/10
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posted by このみ。 at 03:00 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(3) | 本を読んで| edit

2007年03月11日

真後ろからのチェック。

来月から復活。の仕事の後にコンサートへ行きました。
早朝からの仕事だったし、目一杯働いていてクタクタだったので、眠いの何の。
まぶたが物凄い重さで1分でも良いから寝たいくらいでした。
少し遠い場所だったのに、電車は満員状態で座れず、つり革にもたれかかりながらコックリしている状態で向かいました。

開演時間ギリギリで到着し、眠気を覚ます間もなく開演。
今回は「ご招待券」を頂いていたのです。
嫌な予感はしていたのですが、そのチケットをまわしてくれた母校の元教授が私の真後ろへ座っていました。
客席が暗くなると、私の眠気は120%になり、どうにも我慢が出来なくてコックリ。
いや、顔を真正面に固定したまま目をつぶるというワザで頑張ってごまかしたつもり。
でも休憩時間に「第二部は寝ちゃダメよ」と真後ろから言われてしまいました。
ひゃー!バレてる(゜▽゜;)
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posted by このみ。 at 23:00 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | コンサートを聴いて| edit

2007年03月11日

来月復活。

一年間お休みしていた仕事に来月から復活です。
もう何度も復活していて、その度に「もう最後にしよう。最後になるだろう。」と思いつつ、またもや復活してしまう不思議なお仕事(笑)

本格的な引継ぎは後日やるけれど、とりあえず引き継ぎ&お手伝いに行ってきました。

一年間会わなかった生徒達に会ってきたのですが、さすが子供から大人への移行期なだけあって、みんな大人っぽくなっていてビックリ。
お化粧し始めたり、頼りなかったのにしっかりしていたり。
たった一年間、私が「相変わらず」で過ごした期間を、しっかり成長して過ごした生徒に年月の流れの速さを教えてもらった気がします。

あぁ、私はまたこの世界に戻ってしまうんだな。
楽しみでもあるけれど、不安もいっぱい。

しかし、このコンサートは相変わらず体力勝負です。
帰りは放心状態。
スキーでも筋肉痛にならない私が全身筋肉痛です。
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posted by このみ。 at 22:00 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 職業 : 音楽家(仕事日記)| edit

2007年03月09日

「吉田電車」吉田戦車

吉田戦車と聞けば、「伝染るんです」ですね。
あぁ懐かしい。
高校生の頃、あのシュールな絵にかなりはまりました。

吉田さんが、電車で旅をし、麺類を食べるエッセイ。
ちょっとそこまで、という近場から、伊勢神宮や函館まで。
結構いい加減な進み方で、そんな気の抜け方は昔のまま。
友人達との付き合い方も気が抜けてて良い感じです。
挿絵がいくつかあり、久しぶりにあのシュールな絵に出合いました。

吉田電車
吉田電車
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2007/01/12
  • 売上ランキング: 30328
  • おすすめ度 5.0

★6/10
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2007年03月08日

心の栄養。

この前仕事で知り合った人のコンサートに行ってきました。
(前に書いたこの人です)
ネットでチケットを買おうとしたら完売で、ダメモトで直接その人にお願いしたら席を確保してもらっちゃったんです。
こういう時は知り合いがいるって特権ですね( *´艸`)

その世界の凄い人ばかりが出演していて、メンバーの中に一緒に仕事をした人も居て、改めて凄い人だったんだなと思っちゃいました。

演奏会が終わった後にその人と少しお話できました。
舞台上では凄い人たちの一員としてオーラのようなものを発していたのですが、話すとこの前一緒に演奏した時のように仲良くワイワイ話せました。
やっぱり素敵な人だなぁ。

それにしても皆さん素晴らしかったー♪
心の栄養を少し蓄えられたかな?

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2007年03月07日

「日本以外全部沈没―パニック短篇集」筒井康隆

映画化もされています(笑)
日本以外全部沈没

思いっきり小松左京「日本沈没」のパロディ。
状況も分かりやすく、日本以外は全部沈没しているのだ。
そこで世界中の人々が日本へ上陸したがっているが、狭い日本へは限られた人しか入国できない。
あるバーでの場面なのだが、世界の有名人が時代を関係なく登場する。
ガンジー、ニクソン、ビートルズ、オードリイ・ヘップバーン、金日成、リヒテル、カポーティ、等々。
偉人達がたった一度の羅列だけに登場しているのが小気味良いし、全員の登場人物紹介もある。

ただ、この表題作は非常に短い短編であっという間に終わってしまいました。
映画化にもされて、これだけのオールスターが登場し、あれ?終わり?という感じ。
他の短編もブラックユーモアたっぷりでした。
革命的赤軍派にハイジャックされて喜ぶ「日本列島七曲」や、見栄っ張りの農協の仲間で月への宇宙旅行へ行く「農協月へ行く」が面白かったです。

日本以外全部沈没―パニック短篇集
日本以外全部沈没―パニック短篇集
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 580
  • 発売日: 2006/06
  • 売上ランキング: 9880
  • おすすめ度 4.0

★6/10
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2007年03月05日

とほほ。

まったく。
昨日からの低気圧、凄いですね。
私が住んでいる東京は、他の地域よりも雨と風はそうでもないのですが、ちゃーんと偏頭痛にきてます。
昨日からガンガンきてます。
私の頭は、なんて正確に低気圧を感じるのでしょうか。
しかも、何故だか鼻血まで出してしまいました。
つつーっと水分が鼻を通るので、いつもどおり花粉症だと思ったら、鼻血。
とほほ。
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2007年03月03日

不二家。

地方でのこと。
空き時間があり、次に食事が出来るのがだいぶ後だったので、軽食を食べよう!ということになりました。
近くのお店を聞いてみたら、一軒教えてくれました。
今、巷で話題の「不二家」です!
さすがに不安で他は無いのか聞いても、無いんだそうで…。
うーん。うーん。と迷った末に行ってきました。
不二家ってファミレスもあるんですね。

メニューの中には「現在中止」というメニューがいくつかあり、このメニューにはあの騒動の原材料のうちの一体何が使われているのかとビクビクしながら、どう転んでも大丈夫そうなものを選んで注文。
味や見た目は、ごく普通のファミレスと同じなんですね。
ペコちゃんは入り口にいるくらいで、にんじんも氷もペコちゃん型だったりはしませんでした(笑)
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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記| edit

2007年03月02日

「日曜日の夕刊」重松清

「サンデー毎日」連載の短編小説を12編収録。

あっという間に読んでしまいました。
こんな短い文章なのに、全部ちゃんとほんわかさせてくれる。
1編目の「チマ男とガサ子」はいつもの家族の話ではなく恋愛を取り上げている。
重松清が恋愛モノ!?と思ってしまいました。
(私が知らないだけで、重松清の恋愛モノは他にもあるそうです。あぁ、読まなければ!)
どの話も、どこにでもありそうな日常の、誰でも持っていそうな人間臭い悩みを書いていて、それに悩まされながらも明日へ向かうチカラが伝わってきます。

目次
チマ男とガサ子 / カーネーション / 桜桃忌の恋人 / サマーキャンプへようこそ
セプテンバー’81 / 寂しさ霜降り / さかあがりの神様 / すし、食いねェ
サンタにお願い / 後藤を待ちながら / 柑橘系パパ / 卒業ホームラン

日曜日の夕刊
日曜日の夕刊
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 660
  • 発売日: 2002/06
  • 売上ランキング: 24011
  • おすすめ度 4.5

★8/10
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2007年03月01日

書皮とブックカバー。

もともと読書は好きでしたが、最近は特にガシガシと読んでいます。
本好きな方が集まっているSNS「本を読む人々。」や、本ブログをお持ちの方などから色んな「本」に関する情報が入ってきています。
でも本を買うペースが読むペースよりも遥かに早いので、積読本が増えまくっています。

そうそう、こんなページもそこで知りました。
本屋さんで本を買うと、そこの書店のカバーをかけてくれますよね。
それを「書皮(しょひ)」と言うらしいです。
書皮友好協会

この世界にもコレクターがいるとは!
でもおかげで、電車の中で見かけた気になるカバーがどこのお店のモノか分かりました♪

そして、自分で好きなのをカバーにしたい方はコチラ。
ブックカバー無料配布サイト 本の洋服屋
自分でダウンロード→プリントアウトします。
その日の気分に合わせることもできます。

私が今使っているブックカバーは皮のやつで、それに入る本の厚さが限られています。
厚い本だと入らないし、薄い本だとブカブカ。
サイズが合わないときに、こういう手軽に作れるカバーは便利かも。
さてさて、どれを作ろうかな♪
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