2007年10月27日

「いじめの時間」

「いじめられる子」と「いじめる子」。ふたりの間に横たわるのは、暗くて深い心の闇。
「いじめ」をテーマに描かれた7人の作家による入魂の短篇集。

江国 香織、大岡 玲、角田 光代、野中 柊
湯本 香樹実、柳 美里、稲葉 真弓

世の中には様々ないじめがある。
しかし、根本にある何かは同じなのかもしれない。

いじめをテーマにしているだけに、重い。
何が原因なのか、どうすればいじめは無くなるのか、答えは出ない。
それでも知っておきたいことや、知らなければならないことがある。
子供だけでなく、大人社会にもいじめはあるし、社会全体の責任だから。
被害者、加害者と簡単に分けられるものではないのだ。

いじめの時間 (新潮文庫)
いじめの時間 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 460
  • 発売日: 2005/03
  • 売上ランキング: 102444
  • おすすめ度 4.5

★8/10
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2007年10月23日

「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊

チーム・バチスタの栄光の続編。
前作が面白かったから、やっと読めて満足しています。

小児科病棟に勤務する小夜の担当は、眼球に発生する癌網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。そんななか、患者の父親が殺害される。緊急入院した伝説の歌手との出会いもあり、事件は思いもよらない展開に。

前作ほどの強烈さが無い事と少しだけ強引な展開がありますが、面白かったです。
田口と白鳥のコンビは前作同様だし、加納という警視正も登場し、これまたキャラが濃い。
歌手冴子とマネージャー城崎の特殊な能力で起こる現象も興味深いし、レティノ患者の瑞人とアツシ、白血病の由紀、猫田師長、藤原看護師などの登場人物も良い。
小児科が舞台で子供の患者が出てくるのは胸が痛くなるけれど、実際の医者が書いているだけある病院の実態なども面白い。

ナイチンゲールの沈黙
ナイチンゲールの沈黙
  • 発売元: 宝島社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/10/06
  • 売上ランキング: 3373
  • おすすめ度 3.0

★8/10
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2007年10月18日

ぷりぷり、そしてむちむち。

28連勤を終えて、やっと落ち着きました。
毎日違う仕事だと、頭がおかしくなりそう。
私は今日、どこに何をしに行くのだったっけ?って分からなくなります。

ばばぁと言われたからでもないけれど。
ちょっとご褒美と思い、イオンスチーマー ナノケア プラチナ EH2473を買ってみました。
ナノケア.JPG

エステも行ったこと無いので、家でこれだけのものが出来るという良さが完全に分からないのが悲しいところです。
でも、なんだか良いですよ。
やった後はお肌ぷりぷり。
これからの乾燥する季節には使えそう♪
やるのが面倒くさくならないようにしなくちゃ(^◇^ ;)

この季節に加え、時間もあまり無い早食い昼食や、遅くに帰宅してからのお腹が空きすぎている状態での夕食で、顔がむちむちしています。
この生活はどうにかしないと・・・。
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posted by このみ。 at 14:38 | 東京 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記| edit

2007年10月15日

「ぶらんこ乗り」いしいしんじ

いしいしんじさんの本は、話題になっているのに最後まで読めたのはこの本が初めてです。
というのは「麦ふみクーツェ」という本が途中で止まっているから。
両方に共通するのが、文中ひらがなが多いので、慣れるまでは読みにくいのがあるのかなと思います。
なんとなく「今ならいけそう」と思い、読んでみました。

とても頭がよく、ぶらんこと指を鳴らすのが得意で、つくり話の天才である「私」の弟。
残された古いノートを読み返してみると、今なら分かる真実の数々。

こういうことだったのかと納得です。
みんながいしいしんじの虜になるのが分かりました。
物語の文章一つ一つがとても丁寧で、あたたかい。
はじめは「いくら天才でも弟が書く文章が上手すぎる」と思っていましたが、そんなリアリティを求めている話ではないことが読み進めていくと分かってきました。
(それでも文中のつくり話のうち2つは、作者が実際に4歳児に作ったものというのが凄い。)
あちら側とこちら側、心の引力。
じんわりと泣けて、読み終わった後は少し笑顔になれる本でした。

ぶらんこ乗り (新潮文庫)
ぶらんこ乗り (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2004/07
  • 売上ランキング: 14067
  • おすすめ度 4.5

★9/10
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posted by このみ。 at 09:07 | 東京 🌁 | Comment(2) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit

2007年10月05日

ばばぁ。

31歳、独身。
年が明ければ32歳。
いつかは来ると思っていましたが、ついにこの時が来ました。


たぶん人生初、高校生に「ばばぁ」と言われる。


・・・。
なんともいえない、この気持ち。

私が高校生の頃、30代は物凄く大人だと思ってた。
実際になってみると、そうでもないけど。
だからといって、納得がいかない。

最近私は「実年齢よりも若い」と言われて、ちょっぴり良い気分だった。
しかも、結構言われてた(笑)
せっかくの良い気分が、どん底に落ちた。

嫌われるほど接する機会もない生徒に、そんなことを言われる覚えは無いっ!
直接言われたのではなく、同僚に言ってたのをその同僚から聞いたのだけれど、愕然としてしまった。
私が同僚の立場だったら、絶対にその生徒を怒るけれど、まぁ・・・同僚は責められない。

音楽の世界は狭い。
あの生徒がこの調子で(他の事も、諸々)続くなら、将来、周りの人から絶対に仕事は来ない。
それを教えてあげるべきなのかもしれないけれど、教えてあげる気にならないな。

ふぅーーーんだ。
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2007年10月02日

「お引越し」ひこ田中

この本は作者の名前買いです。なんだか珍しくて。
今日とうさんがお引越しをした。今度、お家が2つになります。
児童文学ですが、大人も楽しめるというか、大人が読んだほうが良さそうな本でした。
11歳の女の子レンコの目線で、両親が別れることが書かれている。
読んでいると、レンコの両親は二人とも、娘への対応は普通の一般的なこういう場合と同じかそれ以上だと思う。
父親とはいつ会いに行ってもよいし、養育費もきちんと払うし、母親もレンコとこれからのことをきちんと話し合っているし。
元気で明るいレンコはなんでもなさそうにしているけれど、それでもやっぱり心の中はさみしいし悲しい。
両親の後輩の布引くん、ワコさん、ミノルなど、登場人物も良い。

お引越し (講談社文庫)
  • 発売元: 講談社
  • 発売日: 1995/03
  • 売上ランキング: 508850

★6/10
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posted by このみ。 at 00:08 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit

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