2008年05月31日

「おまけのこ」畠中恵

しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」に続く「しゃばけシリーズ」第4弾。
あぁ、やっと読めて嬉しい!

こういう連作モノは、登場人物に対しての愛着がわいている状態で読み始めるから、楽しくて仕方がありません(笑)
体の弱い寝込みっぱなしの若だんなや、若だんなを可愛がり過ぎの仁吉と佐助や、一向に腕の上がらない和菓子職人の栄吉や、沢山の妖たち。
いつも通りでほっとさせてくれます。

親友の栄吉と大喧嘩する「こわい」
屏風のぞきの人生相談「畳紙」
一太郎の子供の頃の話の「動く影」
若だんなが吉原の娘と駆け落ちかと思いきや・・・の「ありんすこく」
鳴家が大活躍する「おまけのこ」
全5編。
あー、面白かった♪次!次!

おまけのこ (新潮文庫)
おまけのこ (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2007/11
  • 売上ランキング: 57262
  • おすすめ度 4.0

★9/10
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posted by このみ。 at 21:09 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit

2008年05月28日

「月魚」三浦しをん

『無窮堂』は古書業界では名の知れた老舗。その三代目に当たる真志喜と「せどり屋」と呼ばれるやくざ者の父を持つ太一は幼い頃から兄弟のように育つ。ある夏の午後に起きた事件が二人の関係を変えてしまう…。

古本屋をしている設定や登場人物の個性は、とても好きな感じ。
ただ、若い男性二人が主人公で、ボーイズラヴ的な匂いがプンプンしています。
そんなシーンがあるわけではないけれど、お互い惹かれあい、お互いがお互いを必要とし、ただの友達、親友ではない、という事を筆者も言いたい感じ。
「そうなんだろうか、いや絶対そういうことなんだろう」なんて思いながら読んでいると、どこか集中できずに最後まで読んでしまいました。
それでもやっぱり三浦しをんなので、面白いのですけど。
題名の「月魚」は「げつぎょ」と読むそうです。

月魚 (角川文庫)
月魚 (角川文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 540
  • 発売日: 2004/05
  • 売上ランキング: 57508
  • おすすめ度 4.0

★8/10
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posted by このみ。 at 23:57 | 東京 ☁ | Comment(4) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit

2008年05月24日

イタリアへ。

更新が滞っていました・・・。

先日、演奏旅行でイタリアに行ってまいりました!
素晴しくきれいな町並みに日常を忘れ、うっとりするほどのソリストにすっかり癒されて、暑い東京に帰ってまいりました。

ジェラートは一日一つに我慢というのも3日目にして破り、昼間から(本番がある日も)ワインを飲み、夜な夜なビールを飲みまくる毎日でした(笑)
いや、遊んでばっかりではありません。
もちろん練習もして、無事に本番も終えました。

今回行ってきたのは、凄い山奥の田舎町。
電車は通っていないし、タクシーも居ない。
最寄の駅までは、日に数本のバスのみ。
町の人たちはみんな優しくて、会うたびに「チャオ」と声をかけてくれます。
有名な観光名所はほとんど見れませんでしたが、旅費さえ払えばいつでも行けるかなと思いますが、この町には旅行じゃ来れないかもしれません。
IMG_0233.JPG

帰りの飛行機がとても遅れて、ローマで半泊、経由の北京で1泊したのが疲れましたが、おかげで時差ぼけが余りないかも。
北京での一枚も載せます。
驚くべきことは、夜フラッシュをたくと、写真に黄砂が写ります(◎_◎;)
分かりやすいのは人が写っているので、少し明るくて分かりにくい写真ですが・・・。
北京空港の外です。
IMG_0264.JPG
(写真クリックで拡大します。丸いのは全部黄砂。雨とかではありません。)
こんなに・・・。
これを呼吸で吸っているわけ??
こりゃ、オリンピック選手は大変だ・・・。
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posted by このみ。 at 01:00 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(0) | 職業 : 音楽家(仕事日記)| edit

2008年05月07日

「医学のたまご」海堂尊

この本は、めずらしく横書き。
ページも左からスタートして右へ読み進めます。
初め少し読みにくかったのですが、すぐに気にならなくなりました。
僕は曽根崎薫、14歳。歴史はオタクの域に達しているけど、英語は苦手。愛読書はコミック『ドンドコ』。ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で研究をすることに。でも、中学にも通わなくちゃいけないなんて、そりゃないよ……。医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。なのに、しょっぱなからなにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。しかし、それがすべての始まりだった……。ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー。

面白い!楽しく読めました!
海堂尊の代表作チーム・バチスタの栄光と同じ桜宮市の東城大学が舞台で、なんと田口講師も少しだけ出てきたりします。
世界的ゲーム理論学者の息子、曽根崎薫は、たまたま自分の親が作った「潜在能力試験」で全国1位の点数を取ってしまいます。歴史以外は成績悪いのに(笑)
14歳の普通の子供が医学生として研究することになるという設定だから、話の内容も面白いし、バチスタシリーズでずっと書かれているレティノに関しても、14歳が理解できる範囲で書かれています。(実際には主人公の薫は理解できていないけれど・・・笑)
医学雑誌で連載されていたもので、中高生向けに書かれているのに専門家から面白いと言われるほどの内容。
大人も子供も楽しめます。

医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)
医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)
  • 発売元: 理論社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2008/01/17
  • 売上ランキング: 2115
  • おすすめ度 4.0

★9/10
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posted by このみ。 at 22:24 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit

2008年05月02日

「あんちゃん、おやすみ」佐伯一麦

単行本で発刊された「少年詩篇」を改題。
少年の日のさまざまな光と影を描く47の小品。

ようやく歩けるようになったばかりの「かれ」から、ラジオを組み立てるのに夢中になる「少年」までの、生活の中のふとした一こまが書かれています。
主人公の像は、父親、自分、子供と繋がっている。
「昭和」の少年時代は、こんな風だった。
あたたかい気持ちにさせてくれます。
解説は谷川俊太郎。

あんちゃん、おやすみ (新潮文庫 さ 28-4)
あんちゃん、おやすみ (新潮文庫 さ 28-4)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 380
  • 発売日: 2007/11
  • 売上ランキング: 141630
  • おすすめ度 4.0

★7/10
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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit

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