帰国してから随分経ちます。
帰ってきたら愛犬ルークが居ませんでした。
出発の日、私が家を出る時に親とルークは散歩へ行ってしまい、慌てて後を追いかけました。なんとなく胸騒ぎがしていたんだと思います。
なにしろ住宅街で道が沢山あり、どのルートで行っているのか分からず、結構探しました。幸い無事見つかり、荷物も多いので近くの駅までルークと一緒に、車で送ってもらいました。
最後に抱っこをして、バイバイと手を振る私を見つめる、あの時のことは忘れられません。見えなくなるまでずっと私のほうを見ていたあの顔。
3月22日、日曜日だったこともあり両親に見守られながら、息を引き取りました。
最後の瞬間に一緒に居てあげられなかったことが心残りです。
でも、15年と3ヶ月。
最後の方は心臓の発作も起きてしまい、辛い時もありました。
今まで本当に良く頑張りました。
寂しい時、悲しい時、いつも助けてもらいました。
楽しい時、嬉しい時、一緒に笑ってくれました。
私にとって家族の一員、兄弟のような存在でした。
心から、ありがとうと言いたいです。
帰国した直後は、時差ボケもあって夜に眠れなかったのですが、いつも一緒に寝ていたこともあり、寂しくて辛かったです。私の脇のところがルークの定位置だったのに居ないので、寒くて震えていました。エアコンの温度をいくら上げても寒くて震えていました。
他の犬の鳴き声を聞いても、散歩中の犬を見ても、ようやく大丈夫になってきました。
お墓参りにも行って来ました。
でも、まだ、残しておいたルークの毛を庭に埋められません。
もう少し、もう少しだけ。

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posted by このみ。 at 23:49
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