家族がいるのに、なんだか寂しい。
大人になってからの恋愛。
「不倫」という言葉で片付けてしまえば、それまでだけれど、そういう内容です。
面白いには面白いのですが、川上弘美の初期作品とは随分印象が違うのでビックリします。独特の世界観はあるけれど、随分と俗っぽくなってしまったというか、イマドキ風になってしまった気がします。
川上弘美は、あの、日本の古風な良さを、みたいなところが大好きなので、少しだけ残念です。でも、この本だけ、なのかもしれないですね。
- 夜の公園
- 発売元: 中央公論新社
- 価格: ¥ 1,470
- 発売日: 2006/04/22
- 売上ランキング: 138897
- おすすめ度
★7/10