2009年08月25日

「オケ老人」荒木源

内容紹介
平均年齢世界最高齢!梅が岡交響楽団!!
平均年齢世界最高齢のアマ・オーケストラ「梅が岡交響楽団」(略称・梅響)が、
エリートアマオケ梅フィルに挑むなか、日本・ロシアの国家レベルの情報戦にまで
話が飛躍する、全く新しいエンターテインメント!

なんてタイムリーな本でしょう!
主人公の中島明彦が自分の事のように思えて、とにかく最高な本でした。
私事ではありますが、ヴァイオリン奏者なのに指揮を振る羽目になることや、あまり演奏が得意では無いメンバーに1曲まるまる演奏出来るところまで持っていくところや、その曲目など、まさに今の私の状態そのもの。
この本は友人に借りたのですが、よくぞ今、貸してくれました。ありがとう。
「そうなの、そうなの!」と頷きながら読みました。
曲の細部のニュアンスなども出てくるので、同じ曲を勉強中の私はすぐにメロディーも浮かんできて、なおいっそう楽しめました。
主人公、無謀ながら結構頑張っています。
私も頑張らなきゃな(笑)

オケ老人!
オケ老人!
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2008/10/01
  • 売上ランキング: 129980
  • おすすめ度 5.0

★10/10
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2009年08月24日

「百万の手」畠中恵

内容(「BOOK」データベースより)
僕、音村夏貴はときどき過呼吸の発作を起こす十四歳。ある日、親友の正哉が目の前で焼死してしまった。どうして…。悲しみにくれる僕の耳に、慣れ親しんだ声が聞こえてきた。死んだはずの正哉が携帯から語りかけてきたんだ!あの火事は不審火だった!?真相を探るために僕は正哉と動き出す。少年の繊細な心の煌めきを見事に描いた青春ファンタスティック・ミステリの傑作。

しゃばけシリーズしか読んでいなかったので、こういうストーリーも書くんだ、というのに驚きました。でも読み始めると、頭を占領していたしゃばけのイメージが無くなり、のめりこみました。
扱っているテーマがナイーブなのと、今でも倫理的に論じられているものもあります。
内容に興味が湧いてきて、もっともっと掘り下げてもらいたいと思うところで話が終わってしまいます。
ストーリーとしては充分に面白いのですが、もっと話を広げても良いのかなとか思いました。

百万の手 (創元推理文庫)
百万の手 (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 840
  • 発売日: 2006/06/10
  • 売上ランキング: 125380
  • おすすめ度 3.5

★8/10
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2009年08月13日

「カラフル」森絵都

第46回産経児童出版文化賞を受賞。

内容(「BOOK」データベースより)
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。

死んだ後の魂が下界に戻ってくる話は、印象深く残っている作品として「椿山課長の七日間」浅田次郎「幽霊人命救助隊」高野和明があったので、目新しくは無かったけれど、面白かったです。
平凡とは普通で幸せなこと。
目の前の悩みは、客観的に捉えれば他の考え方も出てくること。
森絵都さんだけに、思春期の心の動きなどがしっかり書かれていて、この本は深刻に悩んでいる思春期の子たちにぜひ読んでもらいたい。
もちろん大人の私が読んでも、考えさせられて、勇気がもらえる本でした。

カラフル (文春文庫)
カラフル (文春文庫)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 530
  • 発売日: 2007/09/04
  • 売上ランキング: 1515
  • おすすめ度 4.0

★9/10
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2009年08月12日

「パレード」川上弘美

内容(「BOOK」データベースより)
夏の午さがり、ツキコさんがセンセイに物語る、幼い日のできごと…。「センセイの鞄」のふたりが過ごした、遠いこだまのような時間、もうひとつの物語。「センセイの鞄」のサイドストーリー。

私の大好きな本、「センセイの鞄」のサイドストーリー。
これは読まずにいられませんでした。
あの、ほんわかとした二人のやり取りに魅了されて、あっという間に読了。
物凄く短い本ではありますが、そのまますぐに読み直したほど。
だって幸せって一瞬に感じられますからね。

パレード
パレード
  • 発売元: 平凡社
  • 価格: ¥ 1,000
  • 発売日: 2002/04/25
  • 売上ランキング: 10334
  • おすすめ度 4.0

★8/10
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2009年08月03日

「トリップ」角田光代

内容(「BOOK」データベースより)
普通の人々が平凡に暮らす東京近郊の街。駆け落ちしそびれた高校生、クスリにはまる日常を送る主婦、パッとしない肉屋に嫁いだ主婦―。何となくそこに暮らし続ける何者でもないそれらの人々がみな、日常とはズレた奥底、秘密を抱えている。小さな不幸と小さな幸福を抱きしめながら生きる人々を、透明感のある文体で描く珠玉の連作小説。直木賞作家の真骨頂。

どこにでもありそうなほどリアルな日常の描写が、上手いなと思います。
でもどこかズレていて、非日常になってきます。
同じ街の中でのそれぞれの登場人物が、少しずつリンクしていく。
どの章も読んでいる間は、なんだか胸の中がもやもやしますが、最後には少しスッキリ。
でも本全体の読了後は、なんだか重い気分。いつもの事ですね。

トリップ (光文社文庫)
トリップ (光文社文庫)
  • 発売元: 光文社
  • 価格: ¥ 520
  • 発売日: 2007/02/08
  • 売上ランキング: 64308
  • おすすめ度 3.5

★7/10
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