そんな時に、1本の電話でちょっと元気になれました。
その子は中学2年生の私のモト生徒。
1年位前に留学する為に、教えなくなりました。
(中学生で留学ってすごいですよね。)
懐かしい名前の着信があったと思ったら、その子でした。
長期休暇で日本に戻ってきているから、少しの間だけでもまた教えてくださいって。
これって、凄く嬉しい。
常日頃、私のせいでヴァイオリンが嫌いにならないようにっていう事だけは気をつけています。たまには厳しく練習しなさいとも言うし、実際に練習が好きな子はいないし。でも、嫌いには絶対させないつもりで教えています。
ハッキリ言って向いていない子なんて沢山いるから、いつまで経っても上手になれないと面白くも無いと思うけど。
この子は、出発前に嬉しい言葉をくれました。
「先生のおかげで、嫌いだったヴァイオリンが好きになりました。」
これは先生冥利につきますね。
ヴァイオリンは小さい頃から親の勧めで始める子が多いし、練習しなさいって親にも先生にも言われて嫌いになる子も多い。
嫌いから好きに変える事ってなかなか難しい。
たしかコレを言われた時も気分的に落ちている時で、元気を貰ったんだった。
そして今回。
年末でちょっと忙しいけれど、出来るだけたくさん見てあげたいな。
元気をくれたお礼もしなきゃ。
このみ。が一生懸命になってやってることが報われた瞬間だよね。
教え方ひとつで嫌いになってしまったり、好きになったり教える
ほうも一瞬一瞬を気合い入れて教えるからその反動もすごいと思う。でもね、このみ。の教え方に気持ちがこもってる、一生懸命さが
伝わるんだと思うよ!愛だよ、やっぱ!教師の鑑だ!!
いつも有難う♪
そう言ってもらえると嬉しいです。
でもまぁ、実際はどうなんだろう。
私が原因で嫌いになって、理由はそれとなく色々言って辞めていった子もいるかもしれないし。
どうしても、頑張ってくれる子には頑張って教えたいしね。