2008年07月23日

暮らしにくい日本・・・。

昨日楽譜を買いに行きました。
楽譜は財産の一つだと思っているので、すぐに使わないものも買えるときに買っておこうと思って、気が付いたら全部合わせて4万円を超えていました。
そして、この楽譜たちを入れる本棚は既に満タンで、入れる場所がありません・・・。

CDも最近良く買っています。
パソコンでダウンロードできるようになってからも、クラシックの仕事で使うCDは解説などが載っているCDの方が使えます。
CDも楽譜と同じく、入れる場所がありません(-"-;A

お店で貰った「ぶらあぼ」というフリー冊子を眺めながら、重い楽譜をエッチラオッチラ担いで帰ってきました・・・。
これは常々思っていることなのですが、日本はやっぱり音楽を職業としている人たちの暮らしにくい国。
コンサートのチケット、高すぎませんか?
コンサートを開く側から言うと、コンサートホール代が高いし、スポンサーも付きにくいし、助成も少ないし、しょうがないのですが。

チケットが高くて買えない

興味がある人もコンサートに行けない、興味がない人も始めの取っ掛かりとして行きにくいから興味を持てない

ご飯を食べに行って、帰りにコンサートを気軽に聴きに行ける様なのが理想だと思うのですが。
先々月イタリアに行った時、私たちの演奏会のチケットは10ユーロ、ゲストで世界的に有名な人が来たときでも20ユーロでした。(7/23現在、1ユーロ=約169円)
山の中の田舎町でしたが、このチケット代は高いそうです。
向こうに移住している人が言うには、都会でももっと安いのだそうです。(席によるけど、安いのからある)
それでも立ち見が出来るほどの満員。
町の人たちが気軽に聴きに来てくれました。
ホールの前を通りがかった人たちが「今日は何やっているのかな?あ、面白そうだから聴いてみよう」という感じで。
日本ではコンサートホールの前を通っても、ポスターを見て帰ってしまうケースが多い気がします。
有名な演奏家で1万円以上、オペラなんて何万もする。
これでは気軽には聴けないですよね。

最近の日本人は、海外のコンクールでも優秀な成績を取っているし、世界の舞台で活躍している人が沢山居ます。
これだけ優秀な音楽家を出している国なんだから、その人たちも自分の国で活躍したいと思えるようになってくれると良いのにな。

あぁ、本棚に楽譜が入らない話から愚痴になってしまいました。
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posted by このみ。 at 12:17 | 東京 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | 職業 : 音楽家(仕事日記)| edit
この記事へのコメント
楽譜だらけの本棚ってかっこいいなぁ。

楽譜買って40k円というのもかっこいいなぁ。

楽譜を初見でスラスラっていうのにとても憧れる。楽譜が読めると言うのはラップランド語を流暢に話せるのと同じぐらい凄いと思う。
第2外国語ですよ。

チケット代、高いよなぁ。
素敵な演奏が安く手軽に聞くことが出来れば敷居がすこーしだけ低くなる気がする。
安くて、Tシャツ&GパンでもOKのコンサートが増えればよいのに。

音楽だけじゃなくお芝居とかも高いよなぁ。
ちぇ。

くやしいので、Blogカウンターの7音目をG⇒Aにあげることで満足してみた。

また来ます。
Posted by はなうさぎさん at 2008年07月24日 23:46
>はなうさぎさん
かっこいいなんて言って貰っちゃったら恥ずかしすぎるくらい部屋が汚いです(笑)
楽譜と本とCDに埋もれて寝ていますから。
そしてラップランド語だなんて・・・初めて聞きました(;¬_¬)
チケット代、高いですよね。
TシャツとGパンでも全然OKだと思うのですけどね。
もちろんちゃんと正装するときがあっても良いかと思いますが。
お芝居も高いですよね(-公-、)
あぁー、もっと聴いたり観たりしたいのにぃ。
またくやしくなったらカウンター上げに来てください(笑)
Posted by このみ。 at 2008年07月25日 22:53
このみ。さん、私も同じ事を思っていました。
日本という国は音楽を始め、芸術の存在を余り重く見ていませんね。
生真面目な国民性がそうさせるのかしら。
(私は古風なところも持っていますが、享楽的な部分も同じくらい持っています)

コンサートやリサイタル、オペラやバレエ、
絵画や彫刻、歌舞伎、古典文学など、良いものは沢山あるのに。

ドレスコードについては、
お洒落を楽しめますし、その日の非日常性を互いに演出する事も大切ですから、
今のままで良いとも思うのですが、その反面、気軽に立ち寄る事が出来て、
それから先の時間を少し贅沢にしてくれるものがあっても良いなと感じています。
極端になる事がなく、二つの間でバランスを保てる事が一番ですね。

そうそう、最近ベートーヴェンのヴァイオリンソナタをCDで聴いたのですが、
その時ふと、このみ。さんを思い出しました。
このみ。さんはどんな指の運びで、どんなボウイングで奏でられるのでしょうか…。
Posted by 椿 at 2008年07月28日 21:46
>椿さん
たしかに!クラシック音楽だけではないですね。
すっかり自分の事だけ考えていたわ(笑)
でも大きく括って「芸術」を鑑賞するのが日常的になれば、例えば女性はいつもの洋服にアクセサリーを付け替えたり、男性はスーツにチーフを加えたりするだけでドレスアップできるのだから、用意もしやすくなると思わない? (^^*
もちろんしっかりオシャレをして出かけるのも楽しいし、モノによって使い分けが上手に出来る人って素敵だと思う。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ、実は最近ちょっと弾いていました。
といっても、今度弾く曲を選ぶためで、残念ながら他の曲になりそうなんだけど。

Posted by このみ。 at 2008年07月30日 12:10
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