2008年07月28日

「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」北尾トロ

ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦…。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。「こいつ、絶対やってるよ!」と心の中で叫びつつ足繁く通った傑作裁判傍聴記。

題名に惹かれて買いました。「どうすか」って・・・(笑)
知識がない状態から、傍聴の常連になっていく著者なので、文章がわかりやすい。
専門用語などもほとんどないし、後日談や説明もある。

「わいせつ」や「離婚」や「有名人」など、一般的にも興味をそそられるものに著者も気を惹かれて傍聴している姿が、身近に感じます。
ただ、罪を犯した人と被害者、それぞれの人生がかかっている大事な場所だし、あんまり面白おかしく受け止めてしまうのは不謹慎だと思いますが。
裁判員制度が始まる前に読んでみるのは良いかも。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)
裁判長!ここは懲役4年でどうすか (文春文庫)
  • 発売元: 文藝春秋
  • 価格: ¥ 660
  • 発売日: 2006/07
  • 売上ランキング: 37652
  • おすすめ度 3.5

★5/10


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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit
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書評 6冊目『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 北尾トロ
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