2008年08月04日

「ブラックペアン1988」海堂尊

「チーム・バチスタの栄光」シリーズではないけれど、いつものように舞台は同じ桜宮市にある東城大学医学部付属病院だし、登場人物もかぶってきます。
なんと病院長の高階が東城医大に赴任してきた時代を書いていて、田口先生や速水先生をはじめ、藤原、猫田、花房看護婦などいつものメンバーも若くなって出てきます。

実際の医者である筆者が書いているくらいなのだから、沢山出てくる裏事情のようなものも本当なんだろうな。
様々な立場からの色々な思惑があり、それとは無関係な患者が居る。
奮闘する1年目新人医師の世良の視点で、医学に対する情熱や試行錯誤している姿などが面白いです。
ただ、医療器具が色々出てくるのに、それが何だか良く分からなかったのが残念です。

ブラックペアン1988
ブラックペアン1988
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2007/09/21
  • 売上ランキング: 1451
  • おすすめ度 4.5

★7/10
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posted by このみ。 at 21:52 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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