なんと病院長の高階が東城医大に赴任してきた時代を書いていて、田口先生や速水先生をはじめ、藤原、猫田、花房看護婦などいつものメンバーも若くなって出てきます。
実際の医者である筆者が書いているくらいなのだから、沢山出てくる裏事情のようなものも本当なんだろうな。
様々な立場からの色々な思惑があり、それとは無関係な患者が居る。
奮闘する1年目新人医師の世良の視点で、医学に対する情熱や試行錯誤している姿などが面白いです。
ただ、医療器具が色々出てくるのに、それが何だか良く分からなかったのが残念です。
- ブラックペアン1988
- 発売元: 講談社
- 価格: ¥ 1,680
- 発売日: 2007/09/21
- 売上ランキング: 1451
- おすすめ度
★7/10