父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。そして、その悲しい出来事のあとも…。泣きたくなるのはなぜだろう?優しすぎるストーリー。
「父さんは今日で父さんをやめようと思う」
こんなひと言から話が始まる。
母さんは離婚するわけではないのに、別居中。
天才の兄は真剣に考えることをやめてしまっている。
へんてこな家族。それでも、家族なんだ。
瀬尾まいこは文章が暖かくて好きです。
ラストがイマイチなのが残念。
目次
幸福な朝食 / バイブル
救世主 / プレゼントの効用
- 幸福な食卓
- 発売元: 講談社
- 価格: ¥ 1,470
- 発売日: 2004/11/20
- 売上ランキング: 82456
- おすすめ度
★8/10
瀬尾作品でこれをやられるとは、と驚かされた作品でした。(まぁ温室ディズもびっくりでしたが)
ラストはアンハッピーだけど、これをもって成立するのかなぁという気もします。
私は映画も見ました。原作より地味だけど北野きぃちゃんが好演してますよ。
温室デイズはまだ未読です。
びっくりするなら読まなくちゃ!(笑)
ラストはそうですねー。
なんだかスッキリしなかったけれど、これで良いのだなと思います。
映画、機会があったら観てみますね♪
TB有難うございます。