2008年09月29日

「償い」矢口敦子

「感動の長篇ミステリ」という帯に惹かれて読んでみました。
うーん・・・。
あんまり感動できなかったです。
医師をしていた男がホームレスとなる。
ホームレスになる理由は、なるのも納得してしまうほどに悲しい出来事。
自分が医師でありながら、仕事が忙しくて自分の子供を病死させてしまい、妻に冷たいひと言を言ってしまう。
そして、かつて命を助けた子供に出会い、その子が連続殺人犯なのかと疑う。
ここまでも帯に書かれているし、「感動」と書いてあるので、その後の展開も本を読む前に分かってしまっているようなもの。

「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」

償い (幻冬舎文庫)
償い (幻冬舎文庫)
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 680
  • 発売日: 2003/06
  • 売上ランキング: 510
  • おすすめ度 3.5

★5/10


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posted by このみ。 at 23:16 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit
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償い<矢口敦子>−(本:2008年158冊目)−
Excerpt: 償い (幻冬舎文庫)クチコミを見る # 出版社: 幻冬舎 (2003/06) # ISBN-10: 4344403770 評価:74点 随分と昔の本だったのだなあ。5年以上前か。 ..
Weblog: デコ親父はいつも減量中
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