2008年10月04日

「きいろいゾウ」西加奈子

「きいろいゾウ」公式ページ

この本を読み終えるには、かなりの時間がかかりました。
決して面白くないワケではありません。
寝る前に読み始めると、本の前半部分はあまりの幸せさに安心させられて、ついつい寝てしまいます。
後半部分は・・・なんでだろう(笑)
内容的には幸せ一杯の部分だけではないのですが、文章の雰囲気が暖かくて、ほんわか。
ということで、うーん・・・2週間はかかりました。
毎日ほんの少しずつ、読み進めていました。

夫の名は無辜歩(むこ・あゆむ)、妻の名は妻利愛子(つまり・あいこ)。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う若夫婦が、九州の片田舎にやってきたところから物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、百足、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりゆっくりとその年の冬まで進んでいき、「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かう。それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった。ひとり残されたツマは、幽霊に出会い、家のそばにある裏山のなかへと進んでいった。そこで彼女は、あるものに遭遇する。

あー、こんな夫婦になりたい。
大事なものなんて、ひとつしかない。
「ムコさん」「ツマさん」と名前を呼び合っているだけで、幸せなんだ。
登場人物も優しい。
そして、西加奈子の文章には動物の言葉が良く出てくるけれど、それがまた良い。

きいろいゾウ
きいろいゾウ
  • 発売元: 小学館
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2006/02/28
  • 売上ランキング: 198338
  • おすすめ度 3.5

★9/10
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posted by このみ。 at 00:49 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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