春夏秋冬、いつでもどこでも本を読む。居酒屋のカウンターで雨蛙と遭遇したかと思えば、ふらりとでかけた川岸で釣り竿の番を頼まれもする。深呼吸のようにゆったりした、59篇のエッセイ。
さまざまな新聞や雑誌に連載された59篇ものエッセイ。
川上弘美がどういう人なのかが分かり、ますます好きになりました。
読書の事、友達の事、日常の事、全てにおいてチャーミングで優しい。
独特の文章も読んでいて心地良いのは感性が素晴しいからなんだなと納得。
書評がまた良くて、幅広いジャンルなのにどの本も読んでみたくなります。
またしばらくしたら再読しようっと。ゆっくりと。
- ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)
- 発売元: 新潮社
- 価格: ¥ 420
- 発売日: 2004/11
- 売上ランキング: 76333
- おすすめ度
★9/10