2008年11月13日

「生まれる森」島本理生

恋人に別れを告げられた痛手から、自棄になっていた主人公の「わたし」。友だちの部屋を借り、期間限定の独り暮らしを始めたが、いつまでも失恋の記憶は拭えないままだった。そんな主人公に新たな風を送ってくれたのは、高校時代の同級生キクちゃんと、キクちゃんの家族だった。ガテン系の父、中学生の弟、そして主人公の悲しみを知ったうえでそれを受け止めてくれる兄の雪生。本当の家族のように親しくしてくれる一家に見守られ、終わった恋を整理しながら、次第に主人公は癒されていく。

予備校の先生のサイトウさんに恋をした主人公が、別れた後も抜け出せない世界がとても分かりやすい。
辛くて苦しいけれど、あきらめなければならない、というのは簡単な事じゃない。
キクちゃんとキクちゃんの家族がとても感じが良くて好感が持てます。
キクちゃんみたいな子は、私も大の親友になれそう。
主人公の独特の性格や感性も好きです。

今度あの人に触れたら、きっとわたしは死んでしまう。 (本文より)

生まれる森
生まれる森
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2004/01/29
  • 売上ランキング: 297063
  • おすすめ度 3.5


★7/10
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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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