2009年01月28日

「対話篇」金城一紀

対話すること。
それで、今よりも前に進むことが出来たら。
3つの短編集で、どの話もセリフで大事な話が進む。
そこには「死」が関わってくる。

最後の「花」はすごく良かったです。
運転のアルバイトで、国道だけで鹿児島まで行く話。
読了後もしばらくじわじわと心に沁みてきました。

孤独の淵に閉ざされた人々が、他者との「対話」によって少しずつ世界への扉を開いていく。心にやさしく響く作品集。「恋愛小説」「永遠の円環」「花」の3篇を収録。

対話篇 (新潮文庫 か 49-1)
対話篇 (新潮文庫 か 49-1)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 460
  • 発売日: 2008/06/30
  • 売上ランキング: 9543
  • おすすめ度 4.0

★8/10


▲TOPへ
posted by このみ。 at 00:17 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

▲TOPへ