2009年07月08日

「真夜中のマーチ」奥田英朗

映画化されています。
内容(「BOOK」データベースより)
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

奥田英朗は登場人物のキャラ設定がすごい。
空中ブランコなどの伊良部シリーズからしておかしなことになっているけれど、今回も登場人物が出てきてすぐに、そのキャラクターが伝わってくる。
10億円という巨額を取り扱っているスリル感はイマイチありませんが、軽く読むには良いです。スピード感があり、さくさくと読みやすかったです。

真夜中のマーチ (集英社文庫)
真夜中のマーチ (集英社文庫)
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 600
  • 発売日: 2006/11
  • 売上ランキング: 4299
  • おすすめ度 4.0

★8/10
▲TOPへ
posted by このみ。 at 00:15 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
邪魔するの?
Posted by BlogPetのるーく at 2009年07月15日 14:14
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

奥田英朗「ウランバーナの森」
Excerpt: 奥田英朗著 「ウランバーナの森」を読む。 このフレーズにシビれた。  来たのか、とジョンは身を固くした。次の瞬間、自分の体からザーッと音を立てて血の気が引いていくのがわかった [巷の評判] 読書中毒..
Weblog: ご本といえばblog
Tracked: 2010-05-13 08:22

▲TOPへ
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。