勿論、精神科医伊良部の話。
そりゃもう、楽しみに読みはじめました。
「空中ブランコ」は最高だったので。
どちらが良かったかと、強いて挙げれば「空中ブランコ」かな。
でも、やはり前作なだけあって面白かったです。
伊良部の注射フェチはこっちの方が強く書かれているのに笑いました。
こちらも神経科の患者に対して、とんでもない治療をしつつ
次々と治療・完治へと導いています。
泳がないと居られず、50分以上ぶっ続けで泳ぎたくてしょうがない雑誌編集部員や、携帯電話が繋がらないと居ても経ってもいられない、携帯電話依存症の高校生など、患者としては患者なりに困って病院を訪れるのに、出てきたのが個性強烈で、どっちが患者だか分からない伊良部。
と、まぁ、全てがハチャメチャな話だからこそ面白いんですけれども。
奥田英朗って上手いなぁ・・・。
映画化もされましたね。
映画版「イン・ザ・プール」公式サイト
収録されている作品
イン・ザ・プール
勃ちっ放し
コンパニオン
フレンズ
いてもたっても
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本★9/10
「イン・ザ・プール」私も読み終わりました。
ホント、伊良部シリーズ面白いですね。
「いてもたっても」は私のことかな、とか思ってしまいました。
外出するとき電車にのるとしばらくして我が家が見えるんですが、煙が上がってないか心配で心配で・・・。
面白いですよねー♪
読んでしばらくは、伊良部のキャラが私の頭の中に居座りました。
「いてもたっても」ですか?
私も家の鍵とか何度も確かめちゃいます。
パンツのファスナーとかも( ´艸`)