2006年05月14日

「スワロウテイル」岩井俊二

テレビ ドラマ「FRIED DRAGON FISH」の続編として、映画化のために書かれた小説。
ただし著者の企みで、前編とこの話は全く別の話である。
映画はずっと前に観ていましたが、本は初めて。

懐かしいな・・・。
アゲハにイェンタウン・・・。
円を掘りに来る街。それがイェンタウン。
日本人はこの呼び名を嫌い、自分たちの街をそう呼ぶ移民達を、逆にイェンタウンと呼んだ。

映画を観た頃にはあんまり理解できていなかったのに、凄く印象に残っていました。
漠然としていたものが少しスッキリした気分です。
映画を観て、Charaのグリコや曲やらのイメージが既に頭にあったので、凄く読みやすかった。

原作の作者と映画監督が同じ人だと、どちらかでガッカリするのが少なくて、良いですね。

スワロウテイルスワロウテイル
岩井 俊二

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本★7/10


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posted by このみ。 at 23:43 | 東京 ☁ | Comment(6) | TrackBack(2) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
『スワロウテイル』映画は私もずうっと昔に観ました。最も印象に残っている映画のひとつです。
あの無国籍な感じが当時はものすごくカッコよく感じられました。サントラもよかったですね。
原作も面白いのなら、読んでみようかな・・・?
Posted by 由松 at 2006年05月15日 07:59
すごい懐かしいですねぇ。
当時カラオケでこの主題歌を必ず歌ってたのを、思い出しました(笑)

原作と違うことが多いけど、ガッカリしないのなら読んでみる価値アリですねっ。
Posted by saku at 2006年05月15日 10:04
ちょっと前に映画の方を記事にしたので、
タイムリーだなって思ってしまいました。

映画も小説も不思議な世界感が出ていて
面白い物語ですよね。
Posted by cotune at 2006年05月15日 15:35
>由松さん
この映画は印象に残りますよねー。
当時はあんまり深く理解できていなかったけれど
カッコイイ雰囲気とサントラは衝撃的でした!
原作を読んで、あいまいだった部分が自分なりに少し解った感じです。
あいまいな記憶のみですが、この作品の映画と原作は
割りと良い関係になっている気がしますよ♪

>sakuさん
sakuさんの歳でもコレをカラオケで歌ってたのか。
ちょっと安心(笑)←かなり嬉しい。
原作を読んで、もう一度映画を観たくなったかも。

>cotuneさん
TB有難うございます♪
凄く印象に残っていたので、原作を読んでみました。
やっぱり不思議な世界観だったけれど
映画で観ないと、自分での想像だけだと、
あの雰囲気は浮かんでこないんだろうなって思いました。
Posted by このみ。 at 2006年05月16日 01:42
やはり岩井作品は岩井俊二の頭の中で
作られたんだと思えますよね。
Posted by cotune at 2006年05月16日 17:03
>cotuneさん
そうですねー。
だから観た人のかなりの割合で
印象に残っているのかもしれませんね♪
Posted by このみ。 at 2006年05月17日 00:45
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スワロウテイル
Excerpt: 短編映画「FRIED DRAGON FISH」の世界感を引き継いだ 映画らしく不思議な感じが漂う漫画のような映画です。 出演者が豪華で見どころが多くあるなかで、歌のシーンと アクションシーン..
Weblog: コタン日記
Tracked: 2006-05-15 15:31

スワロウテイル
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