(ネタバレはしていないつもり)
原作を読んでから映画を観た方がいいのか、映画をまず観ちゃった方がいいのか。
最近色んなところでこの事が話題に出ていますが、
私は原作を読んでから、映画を観る事を強くオススメします!!
やっぱり映画は150分という時間の中で表現しきれないものがありすぎて、かなり端折っています。
他の映画でも何処を端折っているのかが問題になるけれど、この「ダ・ヴィンチ・コード」は名前の通り、「ダ・ヴィンチ」と「暗号」が大事なところ。
初めに沢山出てくるはずのルーブル美術館のダ・ヴィンチ作品があっという間に終わってしまい、暗号を解く過程のドキドキ感も、解けた時の達成感も映画ではほとんどありませんでした。
美術作品や暗号自体の映っている時間が少ないので、「本を読んで情景が浮かばないから映画で確認」というのも、ままならないくらい。
まぁ、本物のルーブル美術館で撮影をしているので、それなりに視覚的に分かるところは多々ありましたけど。
黄金比や、キリストに関係してくる歴史等、「へぇ〜」と思う部分がかなり端折られています。
話を多少変えて、分かりやすくしてしまうのは目をつむるにしても、原作でいっぱいいっぱいの内容を、それなりの上映時間にまとめてしまうと、こうなっちゃうのは勿体無い感じです。
原作を読まないで映画を観た方は、あのスピードで話が分かるのかしら・・・。
なんとなくしか分からなかった方は、原作を読まれることをオススメします。
情報量が全然違うから、驚かれるかもしれません。
原作の感想はこちらです。
・ダ・ヴィンチ・コード公式HP
・ダ・ヴィンチ・コード公式ファンサイト
監督 : ロン・ハワード
出演 : トム・ハンクス / オドレイ・トトゥ / イアン・マッケラン / アルフレッド・モリナ / ジャン・レノ
あの流れで通して見ちゃえばあれはあれで面白いんだけど、あのロバート・ラング
ドン教授(トム・ハンクス)の解読力というか推理力、想像力?すごすぎる。あんな
簡単にひらめくなんてもう天才だよね。ああいうところが原作と違って映画的な表現
になってしまうんだろうね。
こちらからもTBさせてもらったよ!
確かに本を読むともっと詳しく描写されているんだろうし、
より面白く観れるかもしれませんね。
しかし映画の最後に「フィクションです」的なコメントが
出てきたときにはやはりキリスト教徒に配慮したのかな
と思いましたね。
キリスト教を信じる人にとっては気分いい映画ではない
のかもしれませんが、楽しく観れた映画でした。
映画だけで原作を読んでいない方の感想には
分からなかったっていう人が結構居ましたね。
だってあんなにスピード速いんだもの(汗
この話は、映画で端折られた部分が面白いと思うんだけどな。
それをじっくりやっていたら、それこそ2部作とかにしないと無理かも。
りっちさんも原作を是非( ´艸`)
>cotuneさん
読まないで分かったなんて凄い♪
私なんか、読んでいたのに追いつくのに精一杯でした(汗
最後に「フィクション」と出ているところがなんとも・・・。
だって、本には私の本の感想にも書きましたが
出てくるもの全て実在するって書いてあるんですよ。
映画は団体等もフィクションだってありましたね。
うーむ。まぁ、しょうがないんだろうな。
それを覆す証拠がこれだってような本も出て
ますし、しょうがないですよ。
原作も近いうちに読んで見たいと思っているのだけれど、今日行った本屋さんは文庫が売り切れで、昨日見かけたときに買えばよかったと後悔です。
映画として単純に見たのだけれど、楽しかったです。
知らなかったからこそ逆にあれこれ考えることなく、映画の世界にひっぱられていたのかもしれませんね。
こちらからもTBさせてくださいね。
宗教に関わる事だから、
関わっている人にとっては大問題ですものね。
これだけ揉めている事も
良い宣伝になっているんだろうな(笑)
>linden-leafさん
こちらこそありがとう♪
なんだか文庫が売れまくっているみたいですね。
ニュースでやっていました。
きっとみんな原作を読んでみたくなったんじゃないかなぁ。
知らなければ、素直に楽しめるというのは、納得。
知っているからこそ、ツッコミを入れてしまうのかもしれません(笑)