2006年07月25日

「イン・ザ・ミソスープ」村上龍

読売新聞連載中より大反響を引き起こした問題作で、読売文学賞受賞。

こういう話はキライです。
怖いし、気持ち悪い。
でも、途中で止められない面白さ(汗

外国人相手に風俗ガイドをしている20歳のケンジが、アメリカ人のフランクを3日間ガイドする事になる。
フランクは明らかにオカシイし、アヤシイ。
少し前に起きた、女子高生暴行殺害事件の犯人だと思える様な言動が、次々と気になってくる。

フランクのかなり長いセリフが、とにかく怖い。
殺人事件が淡々と行われているのも、とにかく怖い。
「こんなのヤダー」って思いながら、一気に読んでしまいました。

日本という国は、外国人から見るとかなり奇妙なんですね。
あぁ・・・怖かったな。

イン ザ・ミソスープ
イン ザ・ミソスープ
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 560
  • 発売日: 1998/08
  • 売上ランキング: 65038
  • おすすめ度 4.0

本★8/10
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posted by このみ。 at 01:40 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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