読み終わってからSFファンタジーだったのかと気が付くくらい、自然にこの本の世界に入っていきました。
とても面白かったです。
仕事もどん底、家庭もどん底。
死んじゃってもいいかな、もう・・・。
そんな時、一台のワゴンが目の前に止まる。
あと僅かな命の父とは上手く行っていないし
息子は受験に失敗して家庭内暴力を振るうし
妻は家に帰ってこない。
人生の分かれ道は、自分が気が付かないところで出来ている。
あそこでこうしていれば良かったんだと、後々気がついてもしょうがない。
もし過去に戻って、それをやり直すことが出来たら・・・。
現在を変えることは出来なくても、気持ちでどれだけ変われるのか。
- 流星ワゴン
- 発売元: 講談社
- 価格: ¥ 730
- 発売日: 2005/02
- 売上ランキング: 2434
- おすすめ度
本★9/10
少し良い終わり方ではありませんが
ふとこう心温まるような場面がいくつかあり、素敵な小説でしたね。
最近重松さんの小説が文庫化され、読みたいのですが
夏はどうも小説を読む気分になれません…。
心が温まりましたねー。
終わり方は、まぁ、現実はどうしようもないって事なんでしょうね。
重松さんは最近読み始めたのですけど
すぐにファンになっちゃいました!
まだ読んでいないのも沢山あるから楽しみ♪
夏は読書の気分じゃないですか?
秋になったらガッツリ読んじゃって下さい(笑)