家族っていったい何でしょうね?
たまたま血が繋がっているだけで、どうしていっしょに暮らしているんでしょう。
映画化もされています。
一見普通の家族だと思いきや、崩壊寸前の狂い始めている家族だった。
恐ろしい母親と神経症の長女「さとる」。
救いは長女の恋人と次女「みつる」の心が健康なところ。
母親がとにかく怖い。
発言も行動も、信じられないくらい怖い。
神経症になってしまう長女の気持ちも分かるくらい。
背筋がぞぞっとするくらい怖い部分がありました。
ネタバレになるので書きませんが、カウンセリングに関係しているところです。
恋愛小説だと思っていたので油断していました・・・。
- 群青の夜の羽毛布
- 発売元: 幻冬舎
- 価格: ¥ 600
- 発売日: 1999/04
- 売上ランキング: 155238
- おすすめ度
本★8/10
油断しちゃいましたよ。
帯にも裏表紙にも、そんなこと書いて無かったし。
てっきりノーマルな恋愛小説だと思ってました(笑)
山本文緒さんの本は時々無性に読みたくなります。
体調とか気分で欲してる時はどっぷり読んじゃいます。
なんでだろ (´・ェ・`)