2006年09月05日

「群青の夜の羽毛布」山本文緒

家族っていったい何でしょうね?
たまたま血が繋がっているだけで、どうしていっしょに暮らしているんでしょう。

映画化もされています。
一見普通の家族だと思いきや、崩壊寸前の狂い始めている家族だった。
恐ろしい母親と神経症の長女「さとる」。
救いは長女の恋人と次女「みつる」の心が健康なところ。

母親がとにかく怖い。
発言も行動も、信じられないくらい怖い。
神経症になってしまう長女の気持ちも分かるくらい。
背筋がぞぞっとするくらい怖い部分がありました。
ネタバレになるので書きませんが、カウンセリングに関係しているところです。
恋愛小説だと思っていたので油断していました・・・。

群青の夜の羽毛布
群青の夜の羽毛布
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 600
  • 発売日: 1999/04
  • 売上ランキング: 155238
  • おすすめ度 4.5

本★8/10
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posted by このみ。 at 13:51 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
随分前に読んだのでだいぶ内容忘れましたが、すごい怖かったというのだけ覚えてます。山本文緒さんの本は本当に油断ならないですよね。でも読んでしまいます、なぜか。
Posted by ざれこ at 2006年09月06日 00:01
>ざれこさん
油断しちゃいましたよ。
帯にも裏表紙にも、そんなこと書いて無かったし。
てっきりノーマルな恋愛小説だと思ってました(笑)
山本文緒さんの本は時々無性に読みたくなります。
体調とか気分で欲してる時はどっぷり読んじゃいます。
なんでだろ (´・ェ・`)
Posted by このみ。 at 2006年09月06日 01:11
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「群青の夜の羽毛布」山本文緒
Excerpt: 群青の夜の羽毛布発売元: 幻冬舎価格: ¥ 600発売日: 1999/04売上ランキング: 45,430おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/02/15 本..
Weblog: 本を読む女。改訂版
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