順番が年代順じゃないところが良い。
あの頃、こんなだったんだ。
世界情勢や流行っているモノ等が織り交ぜてあるので、懐かしい。
1976年生まれの私には、小さすぎて知らなかった事が特に面白かった。
私が何年生の時、大人たちはこんな事をしていたんだな、とか。
広告代理店でコピーライターとして働く久雄、浪人中の久雄、大学生の久雄。
どれも、その時を活き活きと書かれている。
読んでいると、どうやら久雄は作者の奥田英朗みたいな気がした。
目次
あの日、聴いた歌
春本番
レモン
名古屋オリンピック
彼女のハイヒール
バチュラー・パーティ
- 東京物語
- 発売元: 集英社
- 価格: ¥ 650
- 発売日: 2004/09
- 売上ランキング: 64486
- おすすめ度
本★8/10
ところでやっと「町長選挙」の順番が廻ってきたので読み始めました。さっきも帰りの電車のなかで笑いをこらえるのに必死でした(^_^;)
私も物心付いた頃はうろ覚えですが、あの頃の事を今思い出すと「そうそう、こんなだった」という感じで懐かしかったです。
東京ラブ物語…じゃなかった東京物語、大人に、奥田さんと同世代の方に、評判が良いみたいですね。
「町長選挙」読まれていますか。
肩が震えないように気をつけてください(笑)