翻訳している途中で、あかりが勝手に原作とは違う話を捏造してしまう。
捏造した話は止まらず、どんどん暴走していく。
話は、あかりが翻訳しているロマンス小説と、あかりの生活が交互に出てくる。
ロマンス小説の部分も面白いし、あかりのプライベートも面白い。
正直、題名からして怪しいと思っていました(笑)
私は海外ロマンス小説をあまり読まないし。
でも三浦しをん。
さすがです。
ロマンス小説も、こんなのだったら読んでしまいたくなります。
女領主アリエノール姫と騎士ウォリック、従者シャンドス。
ロマンス小説とプライベート、この本の両方の終わり方、なかなかです。
- ロマンス小説の七日間
- 発売元: 角川書店
- 価格: ¥ 620
- 発売日: 2003/11
- 売上ランキング: 136822
- おすすめ度
本★9/10