2006年11月23日

祖父、他界。

日にちの感覚と体内時計がおかしくなっているうちに、随分と更新が止まってしまいました。

父方の祖父が具合が悪くなってから、ウチから車で片道3時間ほどの病院へ行ったり来たりを繰り返していました。
明け方4時に出かけ、お昼前に帰ってきて夕方から仕事、とか。
8月に亡くなった祖母の百箇日法要の前後に行ったり、とか。

11/20、祖父が他界しました。
88歳。

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「もう、いつダメになってもおかしくない」と言われて、1週間。
危篤の時、無理やり仕事を休んで会いに行って、本当に良かった。
今思うとあの時が最後だったんだ。
手を握り呼びかけると、ほんの僅かに握り返してくれた。

孫の中で女が一人だったのもあって、随分と可愛がってもらったな。
私もおじいちゃんが大好きだった。
ずっとずっとおじいちゃん家に遊びに行くのが楽しみだった。
子供の頃一緒に遊んでいて、木の枕でおじいちゃんの頭に怪我をさせちゃって血が出たとき、物凄く怖くなったけれど痛いはずなのに笑って「大丈夫だから心配しないで」と言ってくれたのは忘れられない。
「まだ結婚しないの?」と、何度も聞いてたな。
私の花嫁姿を見せてあげられなかった。

最後の瞬間に、私は間に合わなかった。
あと1時間だったな。
でもお母さんがちゃんと看取って、良かった。
本当に良かった。
今までありがとう、おじいちゃん。
ごめんね、おじいちゃん。

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祖父が入院してから、寝たきりになってしまい出かけられない祖母は寂しくて寂しくて話をするのも大変になりました。
祖父のことは伝えていません。
心臓も弱いし。
最後の祖母には、勿論頑張って長生きして欲しいけれど、凄く寂しがっている姿は辛くて見ていられません。

今年は…何と言うか…。
一気に寂しくなってしまいました。


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posted by このみ。 at 23:18 | 東京 ☁ | 日記| edit

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