2006年11月28日

「パレード」吉田修一

第15回山本周五郎賞受賞。

東京・千歳烏山の2LDKマンションに同居する男女5人の若者の話。
家族でもなく恋人でもない、上辺だけの付き合い。
5人をそれぞれ主役にした5章に書かれている。

なんというか・・・。
今時の若者の生活がストレートに書かれていて、途中までは普通に読み進められる。
こんな生活も面白そうだと思うくらい。

解説で川上弘美が「怖い」と書いている。
まず1度目に読んだ時は最終章が怖かったそうだ。
これは私も同感。
この怖さは、何度も読むにつれて変わってくるのだそう。
私もこの怖さを味わう為に、あと数回読もうと思った。
川上弘美がいう、行間からにじみ出る怖さを味わいたい。
亀はこつこつとがんばったからウサギに勝てたわけじゃない。
こつこつとがんばる姿を、ウサギに見せなかったから勝てたのだ。

パレード
パレード
  • 発売元: 幻冬舎
  • 価格: ¥ 560
  • 発売日: 2004/04
  • 売上ランキング: 58611
  • おすすめ度 4.5


本★9/10
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posted by このみ。 at 00:57 | 東京 ☔ | Comment(2) | TrackBack(2) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
こんばんわ。TBさせていただきました!
確かに、私も怖かったです、最終章。
吉田さんだから、爽快な結末は望めないかも・・・とは思っていたのですが、それでも「まさか直輝が?!」と衝撃を隠せませんでした。でも何とも言えない満足感もあって、「また吉田さんの本読もう」と思いました。
またお邪魔させてください♪
Posted by るい at 2006年12月06日 23:17
>るいさん
はじめまして!
コメント&TBありがとうございます。
怖かったですよね。
再読しようと思いつつ、まだ出来ていないんですが、再読したら怖さが増すんだろうな(汗
分かっていても読みたくなるのって、やっぱり魅力があるんですね。
私もお邪魔しますね♪
Posted by このみ。 at 2006年12月07日 01:42
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「パレード」 吉田修一
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Weblog: 31ct.読書部屋
Tracked: 2006-12-06 23:11

パレード<吉田修一>−(本:2008年44冊目)−
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