あっという間に読んでしまいました。
こんな短い文章なのに、全部ちゃんとほんわかさせてくれる。
1編目の「チマ男とガサ子」はいつもの家族の話ではなく恋愛を取り上げている。
重松清が恋愛モノ!?と思ってしまいました。
(私が知らないだけで、重松清の恋愛モノは他にもあるそうです。あぁ、読まなければ!)
どの話も、どこにでもありそうな日常の、誰でも持っていそうな人間臭い悩みを書いていて、それに悩まされながらも明日へ向かうチカラが伝わってきます。
目次
チマ男とガサ子 / カーネーション / 桜桃忌の恋人 / サマーキャンプへようこそ
セプテンバー’81 / 寂しさ霜降り / さかあがりの神様 / すし、食いねェ
サンタにお願い / 後藤を待ちながら / 柑橘系パパ / 卒業ホームラン
- 日曜日の夕刊
- 発売元: 新潮社
- 価格: ¥ 660
- 発売日: 2002/06
- 売上ランキング: 24011
- おすすめ度
★8/10
最近の重松は重たくて何冊か連続して読んでしまうと気持ちがぐぅ〜〜〜っと沈んでしまうのでしばらく離れていたのですが、こんなのもあったなぁ、とこのみ。さんのブログを読んで思い出しました。
TBさせてくださ〜い!
そうそう。重松さんの本のほとんどは気持ちが沈んじゃうんですよね。
それだけ胸にずずんとくるっていう事なんだけれど、連続するとちょっと重い(汗
この本は短編だし、内容もほのぼのしたのが多かったですよね。
由松さんも沢山読んでますねー^^
TB有難うございます♪