さすが「このミス」受賞だけあって面白かったです。
チーム・バチスタとは拡張型心筋症に対する手術で、40%の成功率と言われる難易度の高い手術を100%でこなしていた大学病院での手術チーム。
ところが3例続けて術中死が発生し、内部調査をすることになる。
神経内科の講師で不定愁訴外来の田口と、厚生労働省の変人役人の白鳥が、その役目になる。
医療過誤か、殺人か。
手術を行う桐生、病院長の高階、その他登場人物も個性的。
人数も多いけれど、キャラクターが確立しているし、上手く分かれていて全然混乱しませんでした。
特に白鳥が登場してからは、主人公の田口も負けそうなくらい圧倒的な存在感。
話の進め方も、文章も、凄く読みやすい。
かなりハイスピードで読み進めてしまいました。
続編が気になります。あぁ読みたい。
チーム・バチスタの栄光 OFFICIAL WEB SITE
- チーム・バチスタの栄光
- 発売元: 宝島社
- 価格: ¥ 1,680
- 発売日: 2006/01
- 売上ランキング: 2711
- おすすめ度
★9/10
チーム・バチスタって聞いて、よく見ないで黄色い感じの装丁、って言うだけで、
なぜかサッカーの話なのかな?と思って敬遠していたんですよ、わたし・・・。
もっと早く読めばよかったです。
サッカー!
いやいやいや、私だけじゃなかった!(笑)
想像とあまりに話が違うので、読み始めたらすぐに忘れていましたが、そうでした。
ちょっとだけ、安心しました(笑)
あの色と題名にはやられましたね。