9人の女性の恋。
女性が9人ということは、男性もそれに近い人数がいるわけで、登場人物が大勢います。
しかも、徐々に増えていくのではなく、ほとんどは序盤から登場します。
シーンの移り方があっという間で、気がついたら違う人の話になっていたりと混乱し、読み進めていくうちに誰が誰だか頭の中で整理が出来なくなり、登場人物をメモしながら読みました。
しかも、苗字と名前が別々で出たりもするから、メモをとって大正解。
最終的に私のメモは17人になっていました。
色んな女性が出てくるとともに、色んな恋愛が出てきます。
読む人の性格などから、登場人物の中の誰かを知らず知らずと応援していることでしょう。
結婚はゴールではないし、幸せの中にも孤独はある。
それでも前を見て歩くしかないんだ。
私はモデルの衿と土屋の恋と、陶子と慎一の恋が気になりました。
(両方とも不倫でしたが 汗)
この本の評価は二手に分かれているみたいですね。
凄く良いという人と、全然ダメという人と。
私はそれにも当てはまらない真ん中くらいかな。
登場人物の人間関係を整理するのに手間取ったのが評価に関係するかも。
みんな、いちばん愛したひととは違う相手と一緒にいるみたい
- 薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木
- 発売元: 集英社
- 価格: ¥ 1,680
- 発売日: 2000/04
- 売上ランキング: 336168
- おすすめ度
★7/10
視点の切り替わりは本当にあっという間でしたね。
私もメモを取れば良かった(笑)
陶子と真一の恋は2人とも大人でなんか安心できるのですが、土屋の相手が若いのでハラハラしました。
はじめまして。
コメント、TB有難うございます。
視点の切り替わり、やっぱり早いですよね?(笑)
ついていくのがやっとでした。
メモは大げさでしたけど(-"-;A
これを読んだ時、他の本も並行して読んでいたのも悪かったかな。
大人の恋と若い恋、色々楽しめましたね♪