2007年04月04日

「シルエット」島本理生

デビュー作で群像新人文学賞優秀作受賞。

17歳でこんな考え方を持っているなんて。
自分の17歳を振り返り、恥ずかしく思ってしまいます。
凄く読みやすく、さらさらと読みすぎてしまい後悔しているくらいです。

わたし、冠くん、はじめ、せっちゃん。
冠くんのお母さんの病気のことが出てきたとき、どこかで似た話を読んだことがあると思ったけれど、思い出せなかったです。
冠くんの事が好きだけど、いろんな問題を受け入れ自分のものにすると、他のものが逃げていく。
途中、はじめの良い人ぶりが、明るくて救われます。
どうしようも出来なかったことでも、結果は結果。
喪失感で切なくなりました。
他人というのは異物だから、絶対に溶けあうことのない部分がある以上、深く受け入れようとすると、どうしても苦しまなければならない。

表題作の他に「植物たちの呼吸」「ヨル」を収録。

シルエット
シルエット
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 1,365
  • 発売日: 2001/11
  • 売上ランキング: 278516
  • おすすめ度 3.5

★6/10
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posted by このみ。 at 23:40 | 東京 ☀ | Comment(1) | TrackBack(1) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
きょうるーくが講談社はここで講談社は他人は話するはずだったの。
Posted by BlogPetのるーく at 2007年04月07日 10:49
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シルエット 島本理生
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Tracked: 2009-02-18 11:20

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