2007年04月18日

「蹴りたい背中」綿矢りさ

第130回芥川賞受賞。

「完璧な日本語」と言われた「インストール」の、次に書いた作品。
主人公「初実」はクラスメートのグループに馴染もうとしないので、クラスに溶け込めない。
同じクラスにはもう一人「にな川」という男子が居て、話すようになるが「オリチャン」というにな川がファンのファッション雑誌のモデルの会話だけだった。

初実は自分に全く興味を持たないにな川が理解できない。
理解できない気持ちは、私も共感できる。
そしてそんなにな川にムカつき、背中を蹴りたいと強く思う。
そして蹴ってしまう(笑)
こんなにも強く「蹴りたい」と思うのは、少し常識や正常という部分から離れていて、不安定な心情なのが分かりやすい。
本の題名はこれがピッタリで、他には当てはまらないだろうと思うくらいでした。

蹴りたい背中
蹴りたい背中
  • 発売元: 河出書房新社
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2003/08/26
  • 売上ランキング: 23783
  • おすすめ度 3.0

★7/10
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posted by このみ。 at 23:55 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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