キャバクラ嬢のアヤは、ホクトとルームシェアをしながら暮らしていたが、ホクトの仕事関係で知り合った村野さんに恋をする。
…。
あらすじを書こうと思ったけれど、書けるのはこれくらいしかない。
衝撃的な作品で、とにかく内容がえげつなく、下品。
いい歳をした私が、こんな若い子の書いた作品にひいている。
ホクトは小さいもの、特に赤ちゃんで欲情するし、アヤは村野さんが好きだと言いながら他の男性と話をするくらいの感覚で寝るし、村野さんはアヤが「好きです」と何度言っても気にも留めない。
アヤは村野さんに殺して欲しいと強く強く思う。
自分でつけた傷口を広げて欲しかったり、殺して欲しかったり、物凄く「M」なのだ。
こんな風に思うのは私の偏見だけれども、綿矢りさの「蹴りたい背中」の「S」に対抗しているのかと思ってしまったほど。
まぁ、つい最近読んだから余計にそう思っているだけだろうけど。
文学的には良い出来の作品という人も居るけれど、私には理解の出来ない領域でした。
- アッシュベイビー
- 発売元: 集英社
- 価格: ¥ 1,050
- 発売日: 2004/04/27
- 売上ランキング: 90899
- おすすめ度
★3/10