三浦しをん、谷村志穂、阿川佐和子、沢村凛、柴田よしき、松尾由美、乃南アサ、角田光代のアンソロジー。
それぞれテーマに沿って「これもひとつの最後の恋」という作品ばかりでしたが、特に気に入ったのは三浦しをんの「春太の毎日」。
主人公の春太が可愛いし、相手の麻子も魅力的。
そしてまんまとやられました。
他の作品もそれぞれ良く、ミステリー的な要素があるものもあります。
ただ短編なので話は浅く終わってしまい、一つ読み終えて次の作家に移るのに少し体力が要る気がしました。
ただ単に私がアンソロジーを読み慣れていないだけかもしれませんが。
- 最後の恋
- 発売元: 新潮社
- 価格: ¥ 1,575
- 発売日: 2005/12/20
- 売上ランキング: 242692
- おすすめ度
★7/10