2007年05月07日

「最後の恋」

「最後の恋」というテーマで8人の女性作家が書いた、それぞれの短編。
三浦しをん、谷村志穂、阿川佐和子、沢村凛、柴田よしき、松尾由美、乃南アサ、角田光代のアンソロジー。

それぞれテーマに沿って「これもひとつの最後の恋」という作品ばかりでしたが、特に気に入ったのは三浦しをんの「春太の毎日」。
主人公の春太が可愛いし、相手の麻子も魅力的。
そしてまんまとやられました。
他の作品もそれぞれ良く、ミステリー的な要素があるものもあります。
ただ短編なので話は浅く終わってしまい、一つ読み終えて次の作家に移るのに少し体力が要る気がしました。
ただ単に私がアンソロジーを読み慣れていないだけかもしれませんが。

最後の恋
最後の恋
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2005/12/20
  • 売上ランキング: 242692
  • おすすめ度 4.0

★7/10
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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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