2007年05月10日

「愛してるなんていうわけないだろ」角田光代

角田光代の初エッセイ集。
これを書いた22歳の角田光代に対して、10年後である32歳の角田光代が書いた「マイニチ」というエッセイも収録。

最近のエッセイと比べてしまうと、やはり「若い」という感じがします。
それでも根本的にはもちろん変わってないわけで、角田光代の恋愛感など興味深いです。
恋人の元へタクシーをぶっ飛ばしたかったり、ラッシュが大嫌いだったり、誰もが思ったことがある様な事を面白く書いてあります。
どんなところも含めて全部で「私」であることを、もっと正々堂々と胸を張って主張し、人生は楽しまなくちゃ、という意識が素敵。

愛してるなんていうわけないだろ
愛してるなんていうわけないだろ
  • 発売元: 中央公論新社
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  • 発売日: 2000/03
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  • おすすめ度 5.0

★6/10


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posted by このみ。 at 23:55 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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