これを書いた22歳の角田光代に対して、10年後である32歳の角田光代が書いた「マイニチ」というエッセイも収録。
最近のエッセイと比べてしまうと、やはり「若い」という感じがします。
それでも根本的にはもちろん変わってないわけで、角田光代の恋愛感など興味深いです。
恋人の元へタクシーをぶっ飛ばしたかったり、ラッシュが大嫌いだったり、誰もが思ったことがある様な事を面白く書いてあります。
どんなところも含めて全部で「私」であることを、もっと正々堂々と胸を張って主張し、人生は楽しまなくちゃ、という意識が素敵。
- 愛してるなんていうわけないだろ
- 発売元: 中央公論新社
- 価格: ¥ 580
- 発売日: 2000/03
- 売上ランキング: 77323
- おすすめ度
★6/10