2007年06月02日

「風が強く吹いている」三浦しをん

2007年本屋大賞3位。

蔵原走の走りを一目見て、激安学生寮の竹青荘に10人の住人が集まったときに清瀬灰二は決意する。
箱根駅伝に出場する!と。
その時点で専門的に身体を鍛えているのは走とハイジだけ。
他の8人は陸上からもかけ離れ、長距離は経験なし。
たった10人で箱根駅伝に挑む。

毎年恒例の箱根駅伝をテレビで時々見ているだけに、情景も浮かびやすい。
もちろん三浦しをんの取材も緻密で、書き方も素晴らしい。
たった10人で、しかも素人ばかりで箱根駅伝に挑むなんて、明らかに無謀すぎる試み。
読みながら「現実にはそんなに上手くいくはずがない」なんて思いながら、気がついたら10人を必死に応援していました。
王子、ムサ、ジョージ、ジョータ、神童。
ユキ、ニコチャン、キング、走、清瀬。
一人一人が走りながら色んなものに思いを馳せ、自分と戦い、限界に挑戦している姿はとても綺麗。
まるで自分が10人の素晴らしい仲間と一緒に箱根駅伝を体験したかの爽快感。
何度も泣かされましたが、読み終わりはスッキリ。
走るのって良いですね。

風が強く吹いている
風が強く吹いている
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2006/09/21
  • 売上ランキング: 3142
  • おすすめ度 4.5

★10/10


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posted by このみ。 at 01:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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