しかし公式ページを見てみると、やはり原作のイメージとは結構違う気がします。
どちらも私は観ていないので、なんとも言えませんが。
映画公式ページ
ドラマ公式ページ
川尻松子の転落人生。
中学教師だった松子は、ある事件で馘首され故郷から失踪するのをはじめとし、どんどん転落していく。
教師、ソープ嬢、美容師、それぞれで男性を惹きつけ、人生を乱されてしまう。
松子が殺され、今まで松子の存在すら知らなかった甥の笙が松子の一生を追いかける。
これでもか、これでもか、と信じられない程に転落していく松子。
それでも何か人を惹き付ける魅力と松子自身の努力で、その都度頑張りを見せる。
たった一つの出来事からこれほどまでに人生が変わるのか。
たとえそれが、きっかけに過ぎなくても。
笙が松子の一生を追いかけることが無ければ、松子の一生は誰にも知られなかっただろう。
私は松子に対して好感を持てたので、これほどの苦境の中で生きていく姿には応援したくなりました。
ただ、笙の恋人の明日香は、追いかけるきっかけを作った役割は大きいけれど、最後の役割の必要性はあまり感じられなかったな。
こんなにも波乱万丈の人生。
壮絶な人生を目の当たりにして、私の人生はなんて穏やかなのだろうかと比べてしまいましたが、とても読みやすくてすらすらと読んでしまいました。
- 嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)
- 発売元: 幻冬舎
- 価格: ¥ 600
- 発売日: 2004/08
- 売上ランキング: 116324
- おすすめ度
- 嫌われ松子の一生 (下) (幻冬舎文庫)
- 発売元: 幻冬舎
- 価格: ¥ 630
- 発売日: 2004/08
- 売上ランキング: 155144
- おすすめ度
★8/10
映画は劇場では観ませんでしたが、DVDで観ました。かなりの長編なので2時間に収めるにはちょっと無理があるなと思いましたが、TV局に勤める友人の話によると「日本の映画史上最高のミュージカル映画」なんだそうです。ミュージカル映画として観れば確かに面白いかもしれません。そうそう、ハラダタカシもオンド・マルトノで参加していてとっても悲しい場面で効果的に流れます。
でストーリーはTVの方がずっと面白かったです。内山理名は最初「あわね〜な〜」と思っていたんですがなかなかのはまり役でとてもよかったです。
というわけで面白くても持っていたいという本はなかなかありませんが、これは持っていてもいいなと思った本でした。
私もこの本にはかなりはまりました。素直に面白かった〜(^^)bと読後にニコニコしました。
映画化されます!と本の帯にあったので覚えていてちゃんと観に行きましたが、
やっぱりあの長編を映画にすると、ムリが出ちゃうのは仕方ないですね…。
コミカルな雰囲気に仕立ててあって…けどそれはそれで楽しめました。
自分的には、本で読むのがいちばんだナー、
と再確認したことでした♪
お待たせしておりました(笑)
映画、なんだか結構面白そうですね。
しかもハラダさんのオンド・マルトノも入っているとは!
ミュージカルと割り切ってしまえば良いのかな?
TVは予告編や番宣を何度か見かけていました(笑)
全然話が分からなかったから、注視していませんでしたが。
ストーリーはすさまじいですね。
よくまぁ、これだけ・・・って思っちゃいました。
>ゆうひさん
はじめまして!
コメント有難うございます。
この本は読みやすくて、どんどん進みました。
やっぱり映画は無理が出ていましたか。
これだけの内容と長さはきびしいですよね。
コミカルというのが気になります。
確かにこんなに波乱万丈だったら、コミカルにしてしまった方が良いのかもしれませんね(笑)
まぁ、ドラマや映画も原作にはかないませんよね♪