今日とうさんがお引越しをした。今度、お家が2つになります。児童文学ですが、大人も楽しめるというか、大人が読んだほうが良さそうな本でした。
11歳の女の子レンコの目線で、両親が別れることが書かれている。
読んでいると、レンコの両親は二人とも、娘への対応は普通の一般的なこういう場合と同じかそれ以上だと思う。
父親とはいつ会いに行ってもよいし、養育費もきちんと払うし、母親もレンコとこれからのことをきちんと話し合っているし。
元気で明るいレンコはなんでもなさそうにしているけれど、それでもやっぱり心の中はさみしいし悲しい。
両親の後輩の布引くん、ワコさん、ミノルなど、登場人物も良い。
- お引越し (講談社文庫)
- 発売元: 講談社
- 発売日: 1995/03
- 売上ランキング: 508850
★6/10