もうね、本棚に入っているだけで物凄い満足感です(笑)
この本に入っている17編の短編は、他の短編集で全部読んだ事の有るものばかり。
だけど、新たに読む価値が有るのです。
本の表紙には、こうあります。
ニューヨークが選んだ村上春樹の初期短編17編。
英語版と同じ作品構成で贈る。
日本ではバラバラの短編集に収められている作品ですが
アメリカで出版された「The Elephant Vanishes」という短編集の
日本語版として出版されたものなのです。
オリジナルと少し違うのは作品の中の
「中国行きのスロウ・ボート」と「レーダーホーゼン」で
面白いのが、「レーダーホーゼン」のオリジナル、勿論日本語版を
アメリカで翻訳される時に手直しをして、その英語版を日本語訳したとの事。
雑誌「ニューヨーカー」に載った初めての日本人作家だったり
この本の出版にあたっての色々な事が分かる文章を
この本の為に書き下ろしている部分もあり
コレを読むだけでも一読の価値ありですね。
それと、この本の装丁!
とっても素敵。物凄いオシャレ。かっこいい!
お得感いっぱいの一冊です。
「象の消滅」 短篇選集 1980-1991 | |
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収録されている短編作品
「ねじまき鳥と火曜日の女たち」
「パン屋再襲撃」
「カンガルー通信」
「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
「眠り」
「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」
「レーダーホーゼン」
「納屋を焼く」
「緑色の獣」
「ファミリー・アフェア」
「窓」
「TVピープル」
「中国行きのスロウ・ボート」
「踊る小人」
「午後の最後の芝生」
「沈黙」
「象の消滅」
本★9/10
今日も酔ってるtakeです(*´Д`*)
この短編集、読んだこと無かったのですが、ラインナップを見てみるとどれも読んだことのある作品ばかり。
しかも好きなヤツが目白押しですね!
しいて挙げるとすれば、俺は『午後の最後の芝生』が好きですね☆
村上春樹の作品はどれも独特の世界観があると思うのですが、特にこの作品は彼の空気を凄く感じられる作品だと思います。
かなり気になる短編集なので、今度本屋で見つけてみようと思います。
今日もですか(笑)
takeさんは、酔っている時にコメントしていただいているのか
常に酔っているのか・・・謎ですな(汗
この本は、全部読んだ事が有る人にもお勧めです。
冒頭に有る「アメリカで『象の消滅』が出版された頃」という文章だけでもワクワクしてしまいましたから( ´艸`)
そういえば新刊出ましたね。
『東京奇憚』。
今は春樹気分じゃないので、購入はしませんがいずれ確実に買っちゃいそうです。
100%の女の子、私も好きですー♪
新刊、私も絶対買ってしまいそうです。
今、溜まっている本が多くて。
片付けたら買おうかなと思っています(^^
突然のコメント失礼します。
なんと書き出せばいいのか…ちょっとわからないんですが率直に言いますと、僕も先日読み終わりまして、あまり村上春樹氏の短編は好きではなかったんですが、いろいろと考えさせられた「沈黙」で検索し、このみ。さんのブログに漂流しました。
あとmixiを始められたみたいなんで、もし宜しければ友達になっていただけると嬉しいです。
僕も始めたばかりなので、どうやって誘うべきものなのかもわからないんですが(笑)
僕のURLです。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1299510
もし宜しければお願いします。
はじめまして♪
なんだか沢山読んでいただいたみたいで嬉しいです。
mixiって自分のURL書けば他の人に来てもらえるって事、初めて知りました(笑)
なんだー。その手があったのか。
これからも宜しくお願いします(^^
そう、この本、序文だけでかなり満足でした。編集者の言葉と、村上春樹本人による自らの作品の軌跡の解説。逆輸入された作品があるとかっても、すごいなあと思いました。
私も宝物にしてます。装丁もステキですよね。
ざれこさんの積読リストのなかにだいぶ前からあったので
今か今かと待ち構えておりました(笑)
この本は「良い買い物したなぁー」と思える本ですよね。
一度読んで、もういいやって本だと勿体無いし荷物になるけど
これはずっと持っていたいし、何度も読み返したいです。