2008年01月03日

「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎

第25回吉川英治文学新人賞受賞。
映画化もされています。
映画「アヒルと鴨のコインロッカー」公式ページ

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!

いつものように時間の流れが変わったとき、いつものようにそうだったのかと思わされる。
ただ、今回は「そうきたか、それはあり?」という感があって★は7/10。
動物虐待の話で暗い内容もあるのに、読み終わりは思った以上にさわやか。
キャラクターの個性が濃くて、魅力的です。
ブータンの、蚊ですら殺さない意識には、話の内容とは別にはっとさせられました。
「ソウデスネ」これは私も使いたい(笑)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 680
  • 発売日: 2006/12/21
  • 売上ランキング: 600
  • おすすめ度 4.0

★7/10
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posted by このみ。 at 00:33 | 東京 ☀ | Comment(3) | TrackBack(3) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
映画はオール仙台ロケですよ。
次はDVDを借りて観てちょうだい。笑

とは言ってもアタシは本も読んでないし
実は映画も観てないのです。ポリポリ f  ̄. ̄*)
Posted by ゆっき。 at 2008年01月03日 22:23
映画よかったですよ。
この内容を映像化するの、難しいと思いませんか?
でも、全く違和感なく、うま〜〜く映画になっていました。
重苦しい雰囲気はないのだけれど、かなり悲しい映画でした。
Posted by 由松 at 2008年01月04日 19:11
>ゆっき。さん
オール仙台ロケ!
そうなんだぁ。
文中にも仙台の駅前とか、かなり重要ポイントになっていて何度も出てくるの。
それは観てみないと!(笑)

>由松さん
たしかに映像化難しそうだなって思っていました。
違和感無く、上手い具合に映画になっているのかー。
それは楽しみ♪
悲しい映画、ですか。
本の読み終わりは、内容よりもさわやかな感じだったので、内容重視になったのかな。
TB有難うございます!
Posted by このみ。 at 2008年01月07日 23:24
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