探偵をしている主人公、佐久間公のシリーズモノで
「感傷の街角」「漂泊の街角」「追跡者の血統」「雪蛍」
そして「心では重すぎる」「標的走路」と、続いています。
今回、このシリーズは初めて読んだのですが
解説で福井晴敏も書いている通り、この作品だけで独立しているので
他のシリーズを読んでいなくても、楽しめました。
大沢在昌の著書で、今のところ一番有名であろう新宿鮫シリーズの様に
複雑に絡み合っていく物語は、さすがですね。
とにかくハードボイルド。
探偵・漫画家・出版社・薬物依存・更生施設・暴力団・SM・いじめ・宗教団体
色んな事が絡み合っていきます。
しかし・・・。
長かった。
巨編とありまして、作品自体も規模もですが・・・。
本当に巨編でした。
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本★7/10