注目の異才が現代ニッポンを風刺とユーモアを交えて看破する、“とんでも新奇想”小説
初版後、絶版間近だったというこの本。
本屋のPOPで人気沸騰したという。
面白いのに、なかなか世間に知れ渡らない本もあるのですね。
くだらないと言ってしまえばそれまでだけど、結構奥深いところもありました。
それぞれの話に社会風刺がおりこまれ、家族の大切さを再確認させられます。
仕事に夢中で家庭の本当の意味を忘れそうな人、自分が会社のために身を削っていると思う人、何を目的にすればよいか分からなくなった人、それぞれ生き方を見つけていける。
そんなバカな!という出来事をつっこみつつ、読み終わりの気分は良いです。
目次
床下仙人 / てんぷら社員 / 戦争管理組合
派遣社長 / シューシャイン・ギャング
- 床下仙人
- 発売元: 祥伝社
- 発売日: 1999/09
- 売上ランキング: 510725
- おすすめ度
★8/10
面白かったですよね。
こんなこと、あるわけない!って言うくらい徹底的にやってくれて、爽快でした。
でも、笑い話ですまされないような、ちょっと怖いところもあって・・・。
絶版について、どこかにそんなことが書いてありました。
賞をとったりして知名度があったり、前に読んだことがあったりしないと、本屋さんに並んであるだけだと売れないでしょうね。
そこれそ、本屋さんでPOPを読んだりして買いますよね。
つっこみどころ満載でしたよね(笑)
うん、確かにちょっと怖いところもありました(-"-;A
あー読みたくなってきた!
sonatineさんのお宅の近くの本屋さんにも、この本のオススメPOPがあったとは!
結構沢山の本屋さんでオススメ中なのかしら。
機会があったら、ぜひ♪