2008年04月06日

「神様がくれた指」佐藤多佳子

スリで生計を立てているマッキーこと辻牧夫と、タロット占い師のマルチェラこと昼間薫。

スリの話というところで、あまり良い感じがしないのですが、話の内容は面白かったです。
指を商売道具としているところは、楽器演奏者と同じなんだなと、全うな人間としての道徳心からかけ離れた事を考えながら読んでしまいました。

一匹狼として動くプロのスリであるマッキーは、刑務所から出たその日に、あろう事かスリにあってしまう。
犯人を捕まえるのが最大の目的となったマッキーは、占い師のマルチェラと出会い、マルチェラの家に居候することになる。
お互い居心地の良い同居相手となるのだが、そこに珍客が・・・。

登場人物のキャラは掴みやすくて、好感も持てます。
ただ、話を読み進めると、主人公の気持ちを応援したくなるのが普通ですが、どうも「プロのスリ」という状況を考えると、自分の心の中で葛藤してしまい、★は7/10。

神様がくれた指 (新潮文庫)
神様がくれた指 (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 860
  • 発売日: 2004/08
  • 売上ランキング: 25865
  • おすすめ度 4.0

★7/10
▲TOPへ
posted by このみ。 at 01:40 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

▲TOPへ