2008年04月12日

「螺鈿迷宮」海堂尊

チーム・バチスタの栄光」、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」シリーズ。
私はこの順番で読んで正解だと思っていますが、「ジェネラル〜」の前作にあたる第3作目だったようです。
この話はいつもの東城大学医学部付属病院や田口先生は脇役で、敵対する碧翠院桜宮病院の話。
そして「ジェネラル〜」でチラリと出てきた姫宮やいつもの白鳥が主に出てきます。

東城大学に医学生として通う天馬が碧翠院桜宮病院に潜入しスパイをすることになったところから、天馬の悲劇が始まる。
天馬大吉という物凄くラッキーな名前に反して、アンラッキーなことばかり起こるが、はたして本当にアンラッキーなのか、というのが面白い。
姫宮のキャラが素敵すぎ。こういうの、大好きです。
作者が医師なので、現在の医療問題について、世の中に提示しています。
一番伝わってくるのがエー・アイ(オートプシー・イメージングの頭文字、Aiのこと。訳語は死亡時画像病理診断、または画像解剖)について。
お役所はこのシリーズを読んだほうが良いと思う。
そしてこの重要性を、改革する手間と費用との天秤にかけて協議して欲しいと思う。

螺鈿迷宮
螺鈿迷宮
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2006/11/30
  • 売上ランキング: 10279
  • おすすめ度 3.5

★9/10
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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
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