映画化もされました。
彼女が世に出て来た時は、驚きましたね。
次作の「蹴りたい背中」で、芥川賞を17歳で受賞したのですから。
しかも彼女の見た目が、今時風の可愛さ。
たぶんニュースを見たほとんどの人が同じ様な感想を持ったと思います。
今回、初めて彼女の作品を読みました。
まず気になったのが、文章の書き方。
句読点と、改行です。
句読点は、読んで頂くしかありませんが
改行は、本自体をペラペラとめくっても気が付きます。
会話等の本当に必要なところ以外で、まったくしていないのです。
見開きページ、全部が文章というところもあるくらい。
はじめ、これに慣れなくてちょっと読みにくかった気がしますが
しばらく読み進めると、慣れてきました。
そして、解説の高橋源一郎によると、これは「完璧な日本語」なのだそうです。
ふむ。そうだったのか。これで完璧なのか。と、
しばらく考えてしまいました。
話の内容は、今時の話の中で進みます。
17歳で、この文章が書けるのは凄いですね。
文体に慣れると、あっという間に読み終わりました。
収録されている作品
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本★7/10
俺は基本的に芥川賞受賞した人の本は余り好まないのですね…
最近作家の若年化が進んでると言われてますが、この子とかがいい例なんじゃないですかね(´・ω・`)
俺はまだこの人の作品を読んだことがないので偉そうなことは言えないけど、本というモノは文字と余白。この絶妙なバランスで成り立っていると思うのです。
高橋源一郎は何やら褒めているようですが、彼自身の文章が分け解らない日本語を書いているのに、良くそんなことが言えるなーって思います。
……
おっと、酔ってるから過激&意味不明な発言になってしまいました。
すみまそーん(*´Д`*)
イキナリ辛口ですねー。
私は「賞」好きなので、何かしら評価された作品という事で興味を持ちます。
最近はブログでも改行や余白を好きに使えるのもあって、文字を詰め込んでない方がパッと見は読みやすいように思えますが、日本語的には正しくないような気がします。
自分で書いてて、説得力ありませんが・・・。
まま、読まず嫌いしないで機会があったら芥川賞も読んでみてくださいよ♪
特に強く印象に残ってる箇所もなく、結末さえ忘れてしまいました。山がないんですかねー。
でも芥川賞や直木賞受賞という名前は魅力的ですね。
実際は有名な作家が受賞してなかったりで、価値は下がりつつあるそうです。僕も芥川という名前の響きが好きであって、芥川龍之介の小説あまり好きじゃないんです(笑)
でも「賞」が小説を選ぶ指針になってることは間違いないですね。弱いんで、賞とかに。
メディアとかにも弱いです。リリーフランキーさんの東京タワーも読みたいです。
可愛さはノーベル文学賞並ですが。
男は賞以上に可愛さに弱いと思われます(笑)
このみ。さんが今一番読みたい本なんかありますか?
ふむふむ。
よしのさんもイマイチ評価ですか。
でも、こんなに若くてノーベル賞並に(笑)可愛い作家さんが出てきたことは大きいですよね!
こんなに可愛い子が書いたなら読んでみよう!とか
こんなに若い子が書けるなら私でも!とか
日本の文学界には結構な影響だと思うんですけど。
私がこれから読みたいのは重松作品です。
今読んでいる3冊(1つは続物)が終わったら読むつもり♪