少年の日のさまざまな光と影を描く47の小品。
ようやく歩けるようになったばかりの「かれ」から、ラジオを組み立てるのに夢中になる「少年」までの、生活の中のふとした一こまが書かれています。
主人公の像は、父親、自分、子供と繋がっている。
「昭和」の少年時代は、こんな風だった。
あたたかい気持ちにさせてくれます。
解説は谷川俊太郎。
- あんちゃん、おやすみ (新潮文庫 さ 28-4)
- 発売元: 新潮社
- 価格: ¥ 380
- 発売日: 2007/11
- 売上ランキング: 141630
- おすすめ度
★7/10