2008年05月02日

「あんちゃん、おやすみ」佐伯一麦

単行本で発刊された「少年詩篇」を改題。
少年の日のさまざまな光と影を描く47の小品。

ようやく歩けるようになったばかりの「かれ」から、ラジオを組み立てるのに夢中になる「少年」までの、生活の中のふとした一こまが書かれています。
主人公の像は、父親、自分、子供と繋がっている。
「昭和」の少年時代は、こんな風だった。
あたたかい気持ちにさせてくれます。
解説は谷川俊太郎。

あんちゃん、おやすみ (新潮文庫 さ 28-4)
あんちゃん、おやすみ (新潮文庫 さ 28-4)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 380
  • 発売日: 2007/11
  • 売上ランキング: 141630
  • おすすめ度 4.0

★7/10
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posted by このみ。 at 23:50 | 東京 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | 本を読んで| edit
この記事へのコメント
改題するの?
Posted by BlogPetのるーく at 2008年05月06日 09:21
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