「この曲やばいっす。」と言って、聞かせてくれた曲がありました。
やばいというのは、マニアックという事で・・・
他になんと説明をしたら良いのか難しいなぁ・・・
音楽ジャンルとしてはクラシックなのかな。
現代音楽だったっけかな。
有名な曲でもないし、私も初めて聞きました。
イメージとしては「ひたすら落ちる」という感じ。
元気が出る曲ではなくて、元気がなくなる曲というか。
テンションが下がる曲というか。
悲しい曲とか寂しい曲とも少し違うのですけど。
どぉぉーーーん・・・と落ちるイメージ。
精神的に参っている時、部屋を暗くして、目を閉じて、この曲を聞くのだそう。
そうして、どこまでもどこまでも、一度テンションを下げて
苦しくなって、悲しくなって、泣けてきて、どうしようもなくなって・・・
どん底まで落ちたら、上がるしかないじゃん!と、上がってくるのだそうです。
その子はいつも元気な子だから、少し以外だったのもあるけれど、その曲とその話は私の中になんとなく残っていました。
ふと今日、その曲が頭の中で思い出されたのです。
一度しか聞いていないし、メロディックな曲でもないから、ほとんどはイメージでしか覚えていないのだけれども、頭から離れない。
その子みたいに、落ちている時はそれに浸ってみるのも良いかもな。
ヒタヒタとね。