内容(「BOOK」データベースより)
東京でカメラマンとして活躍する弟。実家に残り、家業と父親の世話に明け暮れる兄。対照的な兄弟、だが二人は互いを尊敬していた、あの事件が起こるまでは…。監督デビュー作『蛇イチゴ』で映画賞を総ナメにした俊英・西川美和が4年ぶりに挑んだ完全オリジナル作品を、自らが小説化。
第58回読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)受賞。
映画の脚本・監督を手がけた作者が小説化。映画は数々の賞を受賞。
読了後、「ゆれる」というタイトルに考えさせられました。
ある事件を境に、人生が変わってしまう兄弟。それは身の回り全てのものがゆらぐほどの事件で、みんなの心も「ゆれる」ところに、どんどん引き込まれます。人の気持ちって、とっても不安定で、計り知れません。
映画ではどのように映像化されているのか気になります。
機会があったらぜひ観てみたいです。
- ゆれる
- 発売元: ポプラ社
- 価格: ¥ 1,260
- 発売日: 2006/06
- 売上ランキング: 65024
- おすすめ度
★8/10